マッドチェスター・ムーヴメント...当時はハードロックからルーツロック、そしてBLUESへと、ひたすら時間を遡って音楽体験をして行くことに費やしていたどぶゆき青年でしたから、リアルタイムで流行っている音楽はほとんど聴かなくなっていた、そんな高校〜大学時代でした。
ちょうどそんな折にロックシーンで盛り上がっていたのがこの、イギリスのバンド達による「マッドチェスター・ムーヴメント」だったのですね。
そのど真ん中にいたのが...ストーンローゼズ。
このバンドに大きな影響をうけたミュージシャンは後を絶ちません。
きっとオアシスも、プライマルスクリームも、ブラーなんかの、後にブリットポップと呼ばれたムーヴメントを起こしていったバンドたちも、ストーンローゼズからの影響は相当に大きかったはず。。。
今になって、そんなことがわかる気がするのです。
それくらいの、絶大な影響力と人気を誇ったバンドなのだけれどね、
聴かなかったよ〜、当時は(笑)。
もうね、知りもしなかった。
だって、ロバート・ジョンスンだ、B.B.キングだ、スティーヴィー・レイ・ヴォーンだってのに突っ走っていった頃だからね。。
ひたちなかのひでまろ君に誘われて、いってきました武道館☆
ぜんぜん、期待してなかったんだけれど...これが!
めちゃめちゃよかったの!
四人の個性が、ぶつかり合いながらも調和を見せる、、きっと若い頃ではこうはいかなかったんだろうけれど、、、だからといって枯れているわけでもなく、懐メロ化してるわけでもない。
超個性そのまんまの4人が、そのまんまの音を絡ませながら、高みへと登ってゆく...これはすごいものを観た!
再結成で、ほんと期待してなかったんだけれど(ごめんなさい💦)、こんなピュアなロックは久しぶりだー!
とても個性的なこのサウンドが、一時代を築いたわけだ。。。
マニはベースアンプに張り付いて、ひたすらに低音のグルーヴを刻み、
レニは、相変わらずのファンキー・ドラムで煽りまくる、
要はこの二人のリズム隊の生み出すグルーヴが、とてもブラック〜ダンスミュージック寄りで、そこにスタンダードなロックテイストと、バーズのようなサウンドを兼ね備えた最高のセンスのジョンのギターが色をつけ、、、
へんてこダンスでなにやらやたらご機嫌な、イアンのヘタウマ...しかしメロウなふわふわヴォーカルが乗っかるという、一見噛み合わなそうな要素がかさなりあってうまれる音。
それは必要最低限の音で構築されていて、とてもシンプルな、しかし誰が欠けても成り立たないという...そうだ、これこそ"BAND"だろう?
誰にも真似ることのできない、このメンバーだからこその、音楽!
いやー...すごいわ。
こうして、自分たちの楽曲だけで、最高のサウンドのショウを演出するのです。。
たかがロケンロール、されど...ロケンロールっ‼︎ 万歳だぜっ☆
なんだかね、当時聴かずにいた、その空白の時間を...この一夜で埋めてもらってさ、満タンに満たしてもらった感じだよ♫
素晴らしいライヴでした。。。
こりゃしばらく...マイ・ローゼズ・ブームだ!
武道館、満席!もりあがってるぜ!
こりゃしばらくハマっちゃうわ(^-^)♫
あたらしいアルバム発表まで、なんとかこぎつけてほしいものです♫
ひでまろくん、誘ってくれてありがとう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます