今年は、暑い日が多いです。
食欲が無いとか、何か体がしんどいという人が増えています。
そんな方は腸内細菌善玉菌が減っているのかもしれません。
日中の外出時は冷たい物を飲んでも良いでしょうが、エアコンで冷えたご自宅では常温の飲み物が良いでしょう。
そして和食中心に発酵食品を種類多く食べて下さい。
食欲の無い方は消化の良いお粥と梅干、具沢山のみそ汁や暖かいお蕎麦などを召し上がって下さい。
腸内細菌は1000種類100兆個もいます。善玉菌が減ると体調不良になる事が多いです。
乳酸菌やビフィズス菌は、菌自体に効果はありません。
菌が発酵して造る物質に様々な健康効果があります。
食養生で中々体調が戻らない時は、善玉菌の元気が無いのか、減っている可能性があります。
そんな時は、整腸作用のあるサプリなどもお勧めです。
腸に良いだろうと販売されている代表的な製品は4種類あります。
- 菌そのものを応用したもの「プロバイオティクス乳酸菌」生きたまま腸まで届く乳酸菌やビフィズス菌、又は死菌。
何回かお話しましたが、お腹に棲んでいる乳酸菌やビフィズス菌は、人によって棲んでいる菌のタイプが違います。
先祖から遺伝していて、白血球と相性の良い菌しか、腸に定住出来ないので食べても排泄されてしまいます。
腸内で発酵増殖しなければ十分な成果は期待できないかもしれません。
- 乳酸菌や酵母菌の発酵物質「バイオジェニックス」乳酸菌類を培養して菌の発酵物質「乳酸菌生産物質」を原料にしたもの。
菌の発酵物質なので、様々な有益な働きをします。
- 菌の餌になるもの「プレバイオティクス」
これは元々お腹(大腸)に棲みついている善玉菌の餌になるので、善玉菌を増殖発酵させてくれます。
- プロバイオティクスやプレバイオティクス、バイオジェニックスを配合したシンバイオティクス。
菌の餌を配合しているので常在菌を増殖発酵させてくれます。
私のお勧めは、小腸、約5mの乳酸菌を元気にするバイオジェニックス(乳酸菌生産物質)と大腸の善玉菌の餌になるプレバイオティクスの組み合わせです。
大腸の病気が増えていますが、小腸の乳酸菌が健康な小腸の機能を保つことによって、大腸の善玉菌が増えるからです。
大腸は小腸6mよりも短く1.5mしかありませんが、上部にビフィズス菌が棲んでいます。
ビフィズス菌を増やす餌になるのが、ビートオリゴやフラクトオリゴ糖です。
健康な人を対象にした2週間摂取のデータですが、1日1gの摂取でビフィズス菌は2.5倍、3gの摂取で3.2倍、5gの摂取で4倍まで増殖します。
そして便臭の改善、ミネラル吸収促進、低カロリー(難消化性)、 血糖値を上げない、脂質代謝改善、腸内免疫の改善などが報告されています。
その他、水素ガスを作り、活性酸素を除去する「スーパー善玉菌」を増やす働きもあります。
水素産生菌のスーパー善玉菌の代表は2種類です。
酪酸菌の仲間のクロストリジウムブチリカムとバクテロイデスです。
フラクトオリゴ糖は両方とも増やす事が出来ます。
健康な人の腸内では1日10ℓ近くの水素ガスが作られ、その水素が健康になる為の様々な働きをしています。
今月のプレゼント「フラクトオリゴ糖95」は、市販されているシロップのオリゴ糖の中では一番純度が高く糖質も少ないです。
オリゴ糖の甘味はオリゴ糖の味ではなく、糖質の甘味です。
純度の低い低価格のシロップは10%の物もあり、砂糖を食べているのと変わらない物もあります。
高純度のシロップならフラクトオリゴ糖95が良いでしょう。
糖質の含有量は僅か3.7%程です。
少し甘みが欲しい食品にご使用下さい。
但、フラクトオリゴ糖は個人差がありますが摂りすぎると軟便になります。
逆に便秘の方は沢山摂取してください。
調理の甘味料に使用するには甘味が少ないので、お料理にご使用になる場合は、純度55%のフラクトオリゴ糖55%の700g入りのシロップをご使用ください。
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