*小さなパイプオルガン、移動式で教会などで使われている。木製の鍵盤が独特な雰囲気です。
7月8日に、京都のYMCAでポジティブ・オルガンの研修会に行ってきました。
音が出なくなって長い間、そのままになっていたものを修理を兼ねての研修会でした。
初めに、簡単なオルガンの歴史と構造の説明がありました。
そして早速外側のキャビネトをはずし、故障の部分を確認 鍵盤の下にある棒が折れていました。(鍵盤を押すと、その棒が下りバブルが開きパイプに空気をおくります。)
上、鍵盤の下の棒
パイプは、メタル管・木管 などがあり、表に見えているパイプは、プリンツパルと呼ばれ、パイプオルガンの中心基本となる管だそうです。
メタル管は、鉛と錫の合金で、その割合の違いで輝きが違って錫の割合が多いほどよく輝き音も華やかになます。
プリンツパルは見えるところにあるので錫の割合が多くなっているそうです。
左 本体から外した管、中 真上から見た管の列 右 リードかんの発音部分
: 閉管と開管とあり 、同じ長さでもオクターヴ高さが変わります。
: ストップというレバーがあり笛の構成で音色を帰ることができます。
8フィートが基本で、プラス4フィート 2フィートとか1・1/2 とか1・1/3を加えて音色をつくります。
左 横から見た木管とメタル管ー 外した管と調律の為の工具
最後は、吉崎氏による賛美歌を3曲 演奏 があり、無事研修は終わりました。
鉛に『錫』を混ぜると輝きが増すかも~
「鈴」ではなく「錫」ですね、なんとなく書いていたので教養のなさが出てしまいました。
おっしゃるとうり錫をの割合が多くなると輝きがが増すし音も華やかになるそうです。
この場をかりて、訂正とお詫び申し上げます。
m(_ _)m