小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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芒種庵を作る会 絆Tシャツ販売開始

2005年11月14日 10時44分58秒 | 新潟県中越大震災・地震
芒種(ぼうしゅ)とは・・・
  「芒種」・・芒(のぎ)のある種をまく時期
  「芒」・・イネ科の植物の花の外殻の針状の突起
『繊維質でまっすぐ伸びる“イネ科”の植物の、大事な種子を守る棘のような部分』というのは、正に塩谷気質を象徴する。


五十一世帯が暮らす小千谷市塩谷を突然の地震が襲い、倒壊した家が三人の小学生の命を奪った。避難生活を余儀なくされた冬、豪雪は残った家も次々と押しつぶした。

1年が過ぎた。まだ避難勧告は解除されない。集落は半分になる。
それでも、決して折れることの無い塩谷の魂は、復興に向けて立ち上がった。

復興の種を蒔く。
その象徴となる古民家を残す。「芒種庵」

                    ~芒種庵プロジェクトより




マスメディアの告知等ですでにご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
小千谷市塩谷の古民家再生プロジェクト「芒種庵を作る会」の「絆Tシャツ」がいよいよ17日から発売となります。
震災によって塩谷を離れることになった住民や塩谷を応援している方たちの拠り所を作ろうというのが「芒種庵を作る会」の目的です。
Tシャツ代金の2000円のうち500円が「芒種庵」の修復、保存、運用にあてられます。
詳細
サイズもカラーも色々あります。
トレーナーの販売も企画中です。
どうぞよろしくお願いいたします。


昨日は鎮守様の冬囲いのあとにも住民と企画者らが集い「絆Tシャツ」販売の打ち合わせが芒種庵前で行われました。





トレーナーの色、素材、デザインについてパンフレットを見ながら意見が飛び交っていました。






その後、「おやじ」さんのガイドで中越地震最大級の地すべり現場へ連れていっていただきました。





左の写真と右の写真はつながっているのですが、山がそっくりなくなっていました。
遠くに見えるのは山古志の景色なのですが、地震前は目前に山があったのでこんなふうに開けた景色ではなかったとのことでした。
(緑のラインまで山があった)



「おやじ」さん 大変お世話になりありがとうございました。