小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
(リンクはご自由にどうぞ。ただし転載はご遠慮ください。)

【大雪】道路が凍結 気をつけて

2006年01月07日 18時38分51秒 | 小千谷(新潟)
町に出た。
千谷川の三叉路を左折してコメリ・ジャスコ方面に向かう坂でぎょっとする。
ここはスケートリンク?ってくらいずーーっと凍ってる。
のそのそのそのそ行くしかない。
右折車線に入るにも今にもキューッとすべりそうだ。
車の中でうるさくすんな。
気が散るんじゃいっっ!( ̄へ  ̄ 凸

おととい桜町の信号手前でブレーキをかけたときちょっとだけケツを振ってしまった。
ドキン!!として一瞬自分を見失いそうになるくらい焦った。
前も山本でスピンしたときに、なにを思ったか車から出てしまった。
突っ込んで動けなくなったわけではないから、ふつうに車をまっすぐにすればいいだけのことなのにww

明日の早朝にかけてまた道路が凍るだろう。
今宵もばかすか降りそうだ。
視界も悪くなるので車の運転には充分注意してほしい。

今さっき七草セットを買ってきた。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら・・・・
なんだっけ忘れたw

~ネットで調べる~

そかそか ほとけのざ と すずしろ すずな か。
「すずしろ」はチビ大根みたいなやつで
「すずな」がかぶみたいなやつだな。
「なずな」ってぺんぺん草のことなんか。そうかそうかw

よしよしw
おもちいれてみよっと。

明日は家にこもっていい子にしてまーす。

雪かきすすまず

2006年01月07日 16時23分28秒 | 小千谷(新潟)
マイった。
流雪溝の蓋(鉄格子)が凍って開かない。
あっちもこっちも。
あたしの力ではどうにもならない。

昨日のうちにアスファルトにこびりついた5センチ厚みの氷の塊は広範囲にやっつけた。(雪が積もったものが凍って厚い氷になった)
氷の塊を放置しているとのちのちの雪処理が大変なことになる。
下半身全体に倦怠感を感じたが、それでも今日から明日にかけて少しでも楽になるようにと無理をした。

雪かきをしているあいだもどんどん雪は降り積もる。
夫が帰ってくる前に夫の駐車場スペースの氷の塊をやっつけておきたい。
しかし雪の捨て場もなく、今日は中途半端な雪かきで終わってしまった。

買い物に行くつもりだったがどうしようか。
でも明日はまだもっと降るかもしれない。
チビは3連休。夫はずっと仕事。
やっぱり今日のうちに備えをしなければ。

なにか疲れがとれるような黒酢飲料(雪かき後に飲みたい)と調理の簡単なものでも買い置きをしておこう。

冬休みも終盤。
毎日毎日狭い部屋の中でキーキー高い声で騒ぐ子供たち。
自分の落ち着く時間もとれず心がすさみかけてきた。
子供に当たらないように注意しようと肝に銘じる。

【大雪】除雪オリジナルグッズ?

2006年01月07日 01時52分16秒 | 小千谷(新潟)
雪トイ(「トヨ」というらしい=雪下ろし滑り台)は見たことありますが、





こういうのは初めて見ました。
このご家庭のオリジナル雪下ろしグッズなのでしょうか??






このお宅は国道沿い。
スノーダンプでどすんと落とすと国道が広範囲に雪の山になって迷惑がかかるのでこのように落とす場所にも気配りしているわけです。
屋根から下へ落とすまでにワンクッションあって一手間かかるので、この雪下ろしもひとりではできないことですね。



【大雪】雪害が起きてからじゃなく起こる前に動け

2006年01月07日 01時15分59秒 | 新潟県中越大震災・地震
新潟県はこの豪雪で5市町村に災害救助法を適用すると発表
その5市町村とはこのたび記録的な大雪が降った津南町 妙高市 湯沢町 南魚沼市 十日町市。

その災害救助法とやらが記録的な大雪が降ったということで適用されるのならば、
それを昨年の1月の段階で「地震後の甚大な雪害に対する災害救助法」として小千谷市などの中越の被災地にも適用してほしかったよ!!
夕方のニュースを見ながら私は激しい憤りをおぼえ、ぼろっと涙が出てきました。

昨年の1月から2月にかけて、被災地では19年ぶりの豪雪に泣かされました。
いつもの年とは違いました。
ただ大雪が降っただけじゃなく屋根も建物も傷んでいるし地盤もゆるんでいる。
地震後の豪雪で被災者は心身ともに疲れはて金銭的にもかなり苦しい状態です。

雪が降る前から雪下ろしを市に頼んでいるのに雪下ろし登録者(おもに市外建設業者)を紹介してもらえるのは一週間待ち。
毎晩毎晩柱がギシギシ音をたてるので、おそろしくて眠れなかったて、という方がいました。
「スコップ2005」という除雪ボランティアを県が毎年募っていますが、小千谷市はそれを拒否したと聞き驚きました。
人手不足なのになぜ拒否するんだろう??

市は自衛隊を要請したものの、市民が「自衛隊がきてくれた!」と喜んだのは単なるぬかよろこび。
「雪下ろしという行為は私有財産に対する支援なのでできないらしい。」ということがわかり落胆とあきらめ。一般住宅への配慮はまったくなく、自衛隊は仮設住宅の雪かきだけして帰っていきました。(屋根の上にはあがらないでくれ、という行政からの指示があったということでした)
赤紙判定の木造住宅に住むあるお年寄りは業者に雪下ろしを頼むしかアテはなく、そのたびごとになけなしのお金を工面していました。

大雪で民家が倒壊して何人かの方がお亡くなりになり大騒ぎしてるけど、それ去年小千谷市がすべて経験してることです。

交通も麻痺しました。
家屋の倒壊で亡くなった方もいます。
風評被害もでました。
でも雪害だからといって助けてなどもらえなかった。
国会ではなんや子供の喧嘩みたいなのだけしてましたわ。

大阪や千葉から雪下ろしのためだけに日帰りで小千谷に帰省してきた人もいました。
無人の家を守るためだけに。

去年の出来事を今年にそして今後に、次に雪害が起こる可能性のある地域へ、この体験とか教訓を活かさなければならないのと違いますか?
地震だけじゃなく、雪害だって被災者責任があると思います。

今年小千谷市は「スコップ2006」を要請してくれるんでしょうか???

仮設と自宅(作業場など)のダブルの雪下ろしをしている人もいるのです。
災害救助法の対象地域の中に中越の被災地も仲間に入れてもらえないんでしょうか?
(ほんとは昨年対応してほしかった)

被災地のリーダーは県に国に窮状を訴える努力をしないといけないと強く思います。
「自分たちでできます」と意地を張るのではなく困ってるときは困ってると。
助けてほしい、と訴える努力です。
秋田市長の危機管理意識の高さには感心しました。

ある程度の積雪量がないと対策本部が設置できないとかいってる場合じゃなく、早め早めに対処しなければ、助かる命も助からなくなります。