小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
(リンクはご自由にどうぞ。ただし転載はご遠慮ください。)

塩谷秋祭り

2007年11月05日 03時04分49秒 | 新潟県中越大震災・地震
11月3日、塩谷の秋祭りにお邪魔してきました。
浦柄→小栗山→荷頃→塩谷へとカーブを描きながら山をのぼっていくのですが、
上に上にいくにつれて木々がだんだん色濃くなっていくので運転してても気持ちいいんですよね

あ~いい道になりましたね。よかったです。
重機がひしめきあっていた痛々しい2005年の光景などうそのようです。




ふら~と寄らせていただく感覚で行ったのに、集落センターの前の光景を見てひるみました。
そこは千谷の仮設住宅を彷彿とさせるまさに青空宴会場。
日本酒の瓶ごろごろ。
「震央」「絆」「協創恢興」シャツが点在。
ちょ・・ちょっと入りづらいよ~。
それにもうみんな・・・できあがっちゃってませんか?

「こんにちは~」
とおそるおそる(笑)入っていったら
ラッキー
スローライフ小千谷のみなさんが入り口にいて声をかけてくださいました

<( ̄(エ) ̄;))((; ̄(エ) ̄)ゞキョロキョロ
あ~~関さんと星野さんがいっぱいだ~\( ~∇~)/

腰をおろしたらおろしたでごっつぉーに目移り。
そして注がれるままに遠慮なく

隣でお酒をすすめてくださる方は?
「あ~!!」
丸山結香さんのお祝いの席ではじめてお会いした方!
「おならの話がよかったですよ」という書籍「小千谷から」の感想に苦笑でした

普段おかた~いお仕事をされてる方も塩谷にくるとタガが外れるようですよ(爆)
というかタガを外したいから来てたりして?

”サイボーグのような人”の人間くさいとこが見えたりして楽しかったです。
でもここまで人の心をオープンにさせてしまうのが塩谷の魅力なんですよね。
すごい。

堀沢ファミリーの三味線の興行で






(゜◇゜)
塩谷のおかあさんたちが





これ撮りながら
「あ~いいな~」って・・・。
「これ、都会で季節感のない生活をしてる人に見せてあげたいな~」って・・・。
思ったんですよね



宴も酣ですが!(”たけなわ”ってこういう漢字なんですねw)
とりあえず一次会は万歳三唱で〆。





一次会から二次会にうつるあいだにモロコの天麩羅をいただきました。
泳いでるモロコをざるですくい、ぴちぴちはねてるのを








ごめんね、油のプールに( ̄~; ̄)

モロコというのはもともとは琵琶湖の特産種なんだそうですが、縁あって鯉がらみでこちら(中越)に伝えられ養殖することになったのだとか。(※モロコ<ホンモロコ>はコイ目コイ科)
薄衣で揚げると上品で淡白なので、これはまるで”新潟の日本酒のようだ”といわれているそうです。
サクサクでおいしかったですヨ



飲み足りない人が()二次会へ。







天神囃子とはこのあたりでずっと唄い継がれている祝い唄なんだけど、 元々は稲作豊穣を祈願する神事唄なんだそうです。
天神囃子・・・唄うおとうさんたちってすっげかっこいいんだ。
ちょっと鳥肌もんですよ。まじで。
(((゛◇゛)))カタカタカタカタ・・・・。

「塩谷にくると元気になる」
ってほとんどの人が言うけど、
人をそこまでの気持ちにさせるまとまった小集落って・・・ないですよね?

いい酒ばかりいただいてたので、おかげさまでまったく二日酔いにはなりませんでした。
あ、もしかして招かれざる客?σ( ̄∇ ̄;)





みなさん お疲れさまでした。
そして、お世話になりました、特に塩谷のおかあさんたち。
ありがとうございました!
かきのもと(食用菊=おもいのほか)もおいしかったです!