福助の部屋

どうでしょうCUEスワローズSHINee映画うたとの毎日etc。大好きなことゆるゆる綴ります。

『陽気なギャングが地球を回す』

2006-06-18 22:04:45 | 映画・音楽
『シムソンズ』以来の映画館観賞となった“陽気なギャング~”
見終わった後、“もう一度見たいなぁ”と思ったのは久しぶりでした

とにかく、クールでスタイリッシュでスピーディーでゴージャス
こんなに遊び心のある邦画はちょっと今まで見たことがないと言う感じで、
1時間半の長さと言い、力の抜けた感じと言い、まさに私好みの1作

ストーリーは、ちょっと特殊な才能を持った4人が集まって銀行強盗をするってお話。
少し要約しすぎましたけど(笑)、物語はいたってシンプル、でもひとくせも
ふたくせもある登場人物のおかげで、いろんな味が楽しめました

まずは主役の4人
成瀬(大沢たかお)は人の嘘が見ぬけてしまう男。雪子(鈴木京香)は正確無比な
体内時計を持つ女。久遠(松田翔太)はスリの天才で、響野(佐藤浩市)は喋り
出したら止まらない演説の達人。
とにかくこの4人が魅力的特に俳優陣が(笑)
大沢さん、昔から大好きなんです!(でもセカチューは見てませんが
今作は大沢さん目当てと言っても過言ではありません!(でも子ぎつねヘレンは見てませんが
白いスーツ、サイケなシャツ、ピンストライプのダークスーツ…
本当に何を着ても様になる人です

佐藤浩市さんは、今まであまり見たことのない“ゆるい”感じが新鮮!
『ロマンはどこだ?』が口癖の、少年みたいな役がとてもはまってました。

そして、久遠役の松田翔太さん!あまりにこの映画にピッタリで驚きました!
ふわふわしたやわらかい感じを持ちつつ、周りのベテラン勢に負けない
堂々とした存在感があって、次回作も楽しみな俳優さんです。

そんな4人を取り巻く人たちも超個性派揃い
ナイロンの大倉孝二さん、新感線の古田新太さん、阿佐スパの中山祐一郎さん、
大人計画の松尾スズキさんなどなど。
演劇好きもうなる脇役陣と言ったところでしょうか

監督は前田哲監督。あの『パコダテ人』の監督さんでもあります。
心がワクワクして、見終わった後に少し元気になれる、
そんな共通項があるような気がしました


コメント (2)
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