招待券を頂いたので『憑神』を見てきました
しがない下級武士の別所彦四郎(妻夫木聡)。参ると出世出来ると言う稲荷が
あると勧められ軽い気持ちでお参りしたら実はそこは災いの神を呼び寄せる稲荷で、
その日から貧乏神(西田敏行)、疫病神(赤井英和)、死神(森迫永依)に
取り憑かれる羽目に。
様々な災いが降りかかる中で、生きることの意味、武士としての本分に
目覚めていく彦四郎…。
主演の妻夫木さん始め、佐々木蔵之介さん、夏木マリさん、香川照之さん、
鈴木砂羽さん、江口洋介さん等々、豪華なキャストの楽しい映画でした。
特に蕎麦屋の主人役の香川さんが素敵でしたね~

疫病神に取り憑かれた彦四郎の身代わりになろうとする男気と、
最後に死神に取り憑かれると聞いた時の変わり身の早さと(笑)
本当に芸達者な役者さんですね
ただ、キャストが豪華な分、内容的に中途半端な気がしたかなぁ

いろんなものを詰め込み過ぎたって感じでしょうか

でも、貧乏神に疫病神、その上死神に取り憑かれて散々な彦四郎が、
それでも人としての誇りを失わずに、自分の生きるべき人生を見つける
ラストは感動的でした
この映画を見ていて、ふと
“どうでしょう班のドラマって『憑神』じゃないのかなぁ…”と
思いました。
原作があって、映画化も決まっていて…って言ってたので。
なんとなくうれしーも好きそうな気がして(笑)
でも時代劇だからそれはないか

なんにしても楽しみですね