“砂漠で鮭を釣りたい”-イエメンの大富豪・シャイフ(アマール・ワケド)の代理人である
ハリエット(エミリー・ブラント)から、とんでもなくばかげた依頼を受けた水産学者・ジョーンズ
(ユアン・マクレガー)。あまりに荒唐無稽な話に『実現不可能』と依頼を断ったジョーンズだったが、
英国政府が中東との緊張緩和のために支援を決定し国家を巻き込む一大プロジェクトに発展。
渋々依頼を受け、思いつきの適当な計画を話すジョーンズだったが、それを一つ一つ確実に
実現していくハリエット。そしていよいよシャイフと面会することに。金持ちの酔狂と呆れていた
ジョーンズだったが、イエメンの将来や人々の暮らしに思いを馳せるシャイフの真摯な人柄に
触れ信頼と敬意を抱くようになり、真剣にプロジェクトへ取り組み始める。
そんな時、ハリエットの恋人・ロバートが戦地で行方不明になったとの報せが入り、仕事を休み
ひたすら安否の情報を待つハリエット。そんな彼女を励まし、共にプロジェクトに力を注ぐうちに
ハリエットへの特別な感情に気付くジョーンズ。
そしてついに、イエメンの砂漠に鮭が泳ぐ日がやって来た…
ネタバレあります
今年最初の1本
でも“これが見たい!”って思った訳じゃなくて、そろそろ映画館の会員証の期限が
切れちゃうから何か見ないとなぁ…と思って上映中の中から何となく選んだと言う
不純な動機
そんな軽い気持ちで見た割にはとっても素敵な映画だったなと思います
ナイスチョイス!自分
ユアン・マクレガーとエミリー・ブラントがホントお似合いでしたね
こんなラブストーリー要素多めだとは予想外だったんですが
真面目で不器用なジョーンズがハリエットに惹かれていく様子が切なくて
ユアン・マクレガー、良かったです
私、彼の映画って『ムーラン・ルージュ』をテレビで見たぐらいで
その時もちょっと情けない不器用な役でしたけど。
良いですね、こういう役のユアン・マクレガー
エミリー・ブラントは『サンシャイン・クリーニング』以来。
あの時は自由奔放な役だったので、今回は仕事の出来る魅力的な女性の役で
全然印象が違いました
でもハリエットは無理難題にも笑顔で的確に対処するデキる女で、あれはジョーンズも
惚れるなって言う
後半、死んだと諦めていた恋人が実は生きて戻って来て、ジョーンズとの間で
気持ちが揺れ動き、最終的にはイエメンに残って計画を続行する決意をした
ジョーンズの元に行くことを決めるハリエットなのですが、とりあえず自分ならどうするか
考えちゃいましたよね~(笑)
それにシャイフ役のアマール・ワケドも素敵でした
エジプト生まれだそうですが、独特の目力もさることながら、品の良い雰囲気があって、
ジョーンズやハリエットが敬意を抱くのも納得のシャイフでした。
あと、ちょっと印象的だったのがジョーンズの奥さん。
旦那にはもはや何の興味も示さなくなり、自分の仕事に没頭していたはずなのに、
ハリエットに惹かれたジョーンズから別れを切り出された途端、別れたくないと縋るのね。
大切なものって失くさないと分からないんですよ、愚かなことに。
最近あまりラブストーリーって見てなかったけど、
たまにはこう言う胸きゅんも良いなと思った心が温まる1本でした
私の中ではヒュー・ジャックマンと言えばウルヴァリンだったけど、ジャン・バルジャン本当に良かった。・゜・(ノД`)・゜・。是非ともアカデミー獲ってもらいたい!!
アン・ハサウェイが娘を養うために切羽詰まって髪の毛を売るシーンがあって。某AKB のなんちゃらさんの坊主頭を思い出す。あまりにタイムリーで。全然次元が違うっちゅーねん(。・ˇ_ˇ・。)