伊澤屋

歴史・政治経済系同人誌サークル「伊澤屋」の広報ブログ。

トルコとケマル。

2013年09月09日 18時15分55秒 | Weblog
今日昼。 TVでも何度も出た六本木のトルコ料理店で食べた。
月並みな言い方だが旨かった。

注目材料。
店内に現在のトルコ共和国の 「建国の父」 と呼ばれる
ケマル・アタテュルク初代大統領の肖像画が掲げられている。
外地、アウェーにあっても国家観が揺るがないトルコ人の
国民性は買いだ。

ケマルは日本の天皇、英国の女王と同じくらい国民に敬愛
されているのがよく判る。

第一次大戦で敗れたトルコ帝国は戦勝国列強からとことん
領土を奪われもし日本に例えれば



「本州しか残っていない」



状況だったのを、降伏を断固拒否し戦い抜き敗戦により
トルコが失った領土を全て取り返した。
胸が熱くなる。

旧イラクのフセイン大統領がケマルを敬愛していたのは
国を預かる者として自然そうなったと感じる。
孫の名が ※「ムスターファ」 だからな。 うん。



※ケマル・アタテュルクの名のうち 「ケマル」 とは
 陸軍幼年学校の学生時代に教官から与えられた名前で、
 元々の名は 「ムスターファ」 である。
 
コメント
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