伊澤屋

歴史・政治経済系同人誌サークル「伊澤屋」の広報ブログ。

『けものフレンズ』 #6,7  所感

2017年03月29日 21時58分28秒 | Weblog
所感である。


戦国ネタか! しかし、平和的にお互いルールを守って何らかの勝負をするよう両勢力に提唱するなど
きょうびリアル人間でもなかなか出来ない難しい仕事ではないのか。 それをかばんはやる。
この6、7話はかばんが人間だという事を視聴者に判らせる為のストーリーだったと実感だ。

しかし・・・サーバルって文盲だったのかよ。
文盲とふくろう博士の家庭教師(古ッッ!!)とは何かの皮肉のつもりか。
かばんが自らを人間だと解らない設定って、漫画でなく現実世界の人間でもこの四半世紀位か自らを
人間だと実感し辛い、労奴か家畜人みたいな扱いを受け続ける会社や学校が多過ぎる事への警告か。
ギャグではなく、悲しくなる。


実は脚本サイドはヒトとけだものの差を視聴者に見せつけたかったのが一番だったのではないのか。

第一次ネオ・ジミン抗争 ㊷ 潮目の変化と、被害最小化案 

2017年03月29日 20時53分29秒 | Weblog
ジミン軍都方面軍も腹を括りあがったな、と。

ユリコ率いるネオ・ジミン軍への 「抱き着きスリ」 が効果を発揮しないからやらない。更には、彼女が
最も重点を置くべき主戦場のツ・キジ-ト・ヨス正面で 「ひるおび」「ミヤネ屋」 他ワイドショーが一斉に
ユリコの方針への賛同が徐々に減っていおる事を伝えた。

そこで! どちらにしろ負けるなら正面から堂々戦って負ける方が被害が最小化できると判断した訳さ♪


『機動戦士ガンダム サンダーボルト』 アニメ第1期第4話(最終話)及び全話 所感

2017年03月28日 20時54分01秒 | Weblog
最終話及び全話通しでの所感である。


圧倒的な映像美と、演出しない正直な胸糞の悪さの表現と見れば良いのか。
原作でのイオを初めとする面々のほんの一部コミカルな人となりをほぼ全てカットしたのは結果成功
だったと言える。 直接対面したイオの言動に対するダリルの感情表現は原作よりも生の人間らしい。

原作では抑え気味だった、宇宙篇でのダリルとカーラのロマンス?が本シリーズでは少々盛り過ぎだ。
逆説的な嫌悪感を覚える向きが生じるのも作る側は計算づくとしてもこれは原作のままの方が良い。
戦争は慈善事業や福祉事業じゃねえ~~!という主張ではジオンの技術陣やイオの方が通常っぽい。

…その周辺の線引き、割り切りができなかったつまりは人間性過剰だったカーラが最後に廃人になった
のは悲しい位自然な流れだった。こうなって当然だ、と。


第2期でとても期待したい事なのだが、ジオン残党の偵察機パイロットのジャニス・ハラウェイは作画上
実在のグラビアアイドル兼暴露漫画家のあさの☆ひかりに顔を似せたらとてもキャラが生きると考える。

第2期。自分は原作ファンなので事前のネタ暴露を防ぎながら万全の態勢で観たい。


『機動戦士ガンダム サンダーボルト』 アニメ第1期第3話  所感

2017年03月27日 21時59分28秒 | Weblog
所感だ。


原作に忠実なコンテで展開される、薬中になりかけてるクローディアとイオの緊迫感あるやりとり。
イオの声が良く、芝居が良い。 何より現代の若者っぽい本物らしい怒りが伝わる発声の良さだ。
個人的に出来れば学徒兵(と言うより少年兵)とフルアーマーガンダムを前にした集合写真の場面で

「何だこりゃ修学旅行か!? てめーらッガンダムは大仏じゃねぇぞ!!」

と憤慨するイオの顔と台詞は原作に沿って欲しかったがコミカル過ぎて削られたのだろうか。

「生き残ったら…未成年でも構わねえ。その時は乾杯だ」

のうち 「未成年でも構わねえ」 が削られたのはこれは飲酒コードで現代の業界では当然不可か。
『赤毛のアン』や『はいからさんが通る』の時代ではないから仕方が無い。悲しいけどこれ政治なのよね。 と。


前回の記述で一つ訂正せねばならない箇所がある。原作でのダリルの 「手術前の最期の酒盛り」 が
丸ごと削られたと書いたが手術後に変更される形で、あった。 但し病室だからか酒でなくジュースか?

こういった点、コードや縛りは必要にしても死を目前にした軍人なのだから未成年とか病室だからとかで
即削る、修正するというのは野暮というか…演出的にもうちょっと考えても良いと思うぞ。
神様になった後は法律も軍の服務規律も無いだろう。

第一次ネオ・ジミン抗争 ㊶ ジミン軍志願兵、募集開始~4/5 

2017年03月27日 20時18分24秒 | Weblog
この陰金田虫の敗戦国民の五等国の家畜人のヤープどもが!!

予定していた昨日より1日遅れて今日だ。宇宙皇紀2677年3月27日よりジミン軍ト・ウキョウ方面軍が
絶望的戦況の中貴様等が神様に特例進級確実な糞の様な志願兵の募集を開始したぞ!
募集対象戦区は臆病風に吹かれて脱走兵が発生したチ・ヨダ、シナガ・ワ、コガ・ネイの3空白区。 


〆切は4月5日だ。 死んで来い!! 

『機動戦士ガンダム サンダーボルト』 アニメ第1期第2話  所感

2017年03月26日 20時50分27秒 | Weblog
所感である。


紙の漫画では表現が難しい音楽の表現、選曲に制作側が心を砕いた事がよく伝わってくる。
ジャズピアノからカントリーミュージック、クラシックまで場面に巧く合わせてある。
…って水木一郎ヴァージョンのファースト主題歌 『翔べ!ガンダム』 聴きながら打つとは、な。

本シリーズは原作の味を生かした非常に丁寧な造りだとは前回も書いたが実際細部に至るまで、
ダリルがリビング・デッド師団に配置される前に歩兵だった時の鉄帽や襟の階級章等が漫画独自の
デザインからサンライズオフィシャルのものに改められていたり正確な描写は「人の力」だ。

ダリルが傷痍軍人になる前後が原作よりも更に直接響いてくる描写に改められておりこの辺りは後に
製作されたTVドラマ 『視覚探偵 日暮旅人』 の脚本や演出にも重なって見える部分が多い。
賛否両論あっても痛みが伝わってくる描き方は、この時代的に捉えれば良心的であろう。


今話の不満点として。
同様な意見が他にも多いが多少テンポが駆け足気味で、要所要所の見せ場は押さえてあるのは解るが
それでもこの状態では原作と比較し「削り過ぎ」だと感じる点は少々ある。
ダリルがリユース・サイコ・デバイス・システムを使えるようになる為の 「手術前の最期の酒盛り」 が
シーン丸ごとカットなのは批判が多かったがこれはTVシリーズにした際に追加するという意味なのか。

原作で新品の少尉の階級章を見せて 「 異例だぞ♪」 とおどけて笑うダリルの顔は忘れようがない。