伊澤屋

歴史・政治経済系同人誌サークル「伊澤屋」の広報ブログ。

『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』 最終回 及び全話所感。

2017年04月30日 21時02分07秒 | Weblog
最終回及び全話通しでの所感である。


ヨラン・ペールゼン。 …プロの軍人とはやはり怖い。侮れない。 結末は言葉にならなかった。
バーコフ分隊の男の臭い団結ごっこ? それだって青臭いとか冷笑できない。学校、会社と人の集団を
ずっと行き来してきた後に観れば「だせーよ」、とか言えなくなる誇張の無い真実味があった。

政治ドラマ? いいや。人間を部品どころかゴミ扱いする人間ドラマというのが正確な評価だろう。
ウォッカムの役人の浅知恵などプロの軍人のペールゼンには通用しなかった。
自分の能力への過信が…ミクロでもマクロでも悲劇をもたらす。

繰り返す! この物語は最低野郎しか出演しないどうしようもない糞物語である!!

最終回、脱出カプセルの中でザキがキリコに最後に話した

「俺にこんな事をさせやがった奴を絶対始末してくれ!キリコ!」

この一言こそが本シリーズの何たるかを示している。
ボトムズの世界観に明るければこれがTVシリーズへの伏線になると一目瞭然だがそれは又別の話だ。


今はただ、最低野郎どもに乾杯!!




『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』 #11  所感。

2017年04月28日 21時19分56秒 | Weblog
「俺たちは、死なねーー!」
「俺たちは、死なねーー!」
「俺たちは、死なねえーー!」


モナド攻防戦の終盤の混乱の中で仲間割れと衝突を経て臭い友情ごっこの如く団結した馬鹿な男共。
有能な指揮官としての看板が吹き飛び恐怖で錯乱するバーコフ。あまりにも性格が悪過ぎるゴダン。
この期に及んでも減らず口を叩きゴダンの本格的鉄拳を喰らうコチャック。皮肉屋のターボがかかって
ゴダンに続くザキ。 こうなるともう全然人間らしくない、唯一人冷静を失わないキリコ。

男って単純だな。と思いつつ少年漫画の王道をリアルロボに移植したこの作り方に異議無し!!だ。♪


『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』 #10  所感。

2017年04月27日 21時24分39秒 | Weblog
所感である。

本シリーズの主人公はキリコでもバーコフ分隊の5人でもなくペールゼンとウォッカムだ。
これは疑いようがない。法廷ドラマから始まり監禁拷問ドラマ、死刑宣告だ。
官僚、情報屋が常に最終的な決定権を持ち職人肌な男ども即ち生粋の軍人はただの駒だ。

バーコフ分隊の5人がギルガメス軍制式のオレンジの耐圧服から情報省ISS専用の黒い耐圧服
に着替えた後、何が起こるか?次回から最終回まで更に最低な展開になりそうだ。
最高に胸糞の悪い結末を自然な形で望む私ももはや立派な最低野郎の仲間だ。

ツイッター

2017年04月26日 21時38分53秒 | Weblog
ツイッター、だ。
今月以降来月辺りまでで運用を開始するかどうか自分にある時間と体力とも相談し検討課題である。
その際に自分を識別する為の固有のHNとして


・伊澤屋/伊澤 忍

・内田 滋恩

・俺たち花の52年組


上記のうちどれを用いるかこれも決めねばならない。 開始する前に友人たち数人から決を採ろうと。



 BGM:「高速道路の星」 Vo:王様

『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』 #9  所感。

2017年04月25日 22時14分20秒 | Weblog
所感である。

コチャックとワップで技術者同士の縄張り争いって凄い醜いが一方で画になっているな。♪
ま、AT作動の根幹を成すPRLの配合比率が…ゴダンがいつも通りコチャックに茶々を入れる一方
最良の配合比率を発見する作業工程でちゃんと真面目に協力している。 仲間愛が微笑ましいな。

今回のサブタイの命名の由来ともなった 「ダウンバースト」 って、本OVA発売と前後して日本国内
で実際にダウンバーストが起きて大きな被害が出ておりこれも又デスムービー感が半端ではない。
ここでも期待を裏切らず不死身分隊、無敵分隊ぶりを見せるバーコフ分隊。もうリアルロボじゃないな。


 BGM:「踊ろう楽しいポーレチケ」/東京放送児童合唱団

ペンギンバー平定作戦 成果報告

2017年04月25日 19時25分15秒 | Weblog
昨夜1800から2030までに実施したペンギンバー平定作戦の成果について報告する。

ケープペンギンは泳ぐのがさほど好きでないか、いつも見慣れている店員の前でしか泳がないようだ。
開店前は水槽で気持ち良さそうに泳いでいたが開店後客が席を埋めていくとずっと歩きで泳がない。
しかし、ペンギン…鳥の前で鳥の唐揚げを喰う人間って何かの当て付けの様だな。


ペンギンのお食事タイム。 不景気な人間どもより喰いっぷりが良いペンギンは、時代だな…と感じた。



『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』 #8  所感。

2017年04月23日 20時56分07秒 | Weblog
所感である。

ヤバい。現実の軍隊の匂いを漂わせた細部の描写にむせる。 安定の五武冬史脚本だと思った。
ワップが上級曹長から少尉に進級。 鏡の前で将校用軍服の自らを見てうっとりとするもやるのは殿と。
被害者じゃんか。

しかしPRL(ポリマーリンゲル液)って大量に燃やすと異常気象すら起こすってどれだけヤバいんだ。