すぐれた企業は人を育ててきた。
松下幸之助氏は「我が社は人をつくります。それからモノをつくります」といっている。
トヨタ自動車は「モノづくりの前に、人づくり」がモットーとなっている。
経営という言葉の語源は、仏教の言葉で「人を育てる」という意味である。
企業の優位性の源は「人」であるということを、これらの言葉は教えてくれる。
組織の内と外に変化を見つけ機会として使えるかを考えることが大切だ。
ドラッカー「経営者の条件」
企業が何も変わらないでいることは、きわめてリスキーである。
過去と同じことをやっていたら、たいした成果をあげられないどころか、時代に取り残されて沈没してしまいかねないのである。
最大のリスクは、リスクを冒さないことである。
それは50%の改革が現状否定からスタートするのに対し、5%や10%の改善は現状肯定からスタートするからである。