46億年前は1日は5時間だった

2022-04-21 20:03:19 | 地球の不思議
1日の長さは地球の自転速度で決まっている46億年前に地球が誕生した時は地球の自転がもっと早かったのだ。

46億年前は地球の自転が速いだけでなく月も地球の近くにあった。

現在月は地球から約38万 km 先に位置しているが誕生したばかりの頃は地球から4万 km と現在の1/10の距離だった。

地球と月の間には引力が働いている。その結果、月は地球の周りをぐるぐる回っている。

結果だけを示すと地球が一方的に月を引っ張っているように見えるが月も地球を引っ張っている。海水の満ち引きが満ち引きするのは月によって海水が地球から引っ張られている証拠だ。

月が地球を引っ張ることで地球の自転にブレーキをかける効果生まれ地球の自転が段々と遅くなっていった。同時に月が地球の周りを回る公転速度を速くなりだんだんと地球から遠ざかっていき今の位置まで移動した。月は現在でも1年に3.8 CM ずつ地球から離れている。

同時に地球の自転は100年で1万分の1秒ほどのペースで遅くなっている。このペースでいけば18000万年後には地球の一日は25時間になる。

「地球のふしぎ大全」