人間は十人十色ではなく、実は夢のある人とそうでない人の2種類しかいない。
人間には大きく分けて2種類あると私は思っている。一つは成り行き人間つまり毎日同じことを繰り返して生きているのが成り行き人間である。もう一つは目標人間である。
「自分自身のために真っ先にする必要があることの一つは重要な目標を選ぶことである」
ジェームズ・アレン
目標を持たないことの弊害はあまりにも大きい。
大半の人は目標の重要性に気がついていません。
目標を設定することがいかに人生に影響を及ぼすかを知らないまま過ごしています。
目標を持たないことで自身の思考の帆船に漂流を強いている人々のいかに多いことか。
目標を持たないことの弊害はあまりにも大きい。
目標を持つことによって3つの利点がある。
1つは人は目標を持つことで自分に内在するエネルギーをフルに発動させることができる。
2つには人は目標を意識してそれを達成した時深い喜びを持つことができる。
3つめには真剣に考え抜いて難しい願望や目標を立てたときには、その願望や目標にふさわしい人間になろうとするものである。
「真の目標が明確になればなるほどあなたの中に秘められた能力は開花するのです」
ハーバード大学の MBA コースの卒業生に、未来について明確な目標を紙に書き、それを達成するための計画を立てていますかと問うたところ、YES と答えた人はたったの3%でした。
13%の人は目標を持っていましたが紙には書いていませんでした。
残り84%は卒業後の夏休みを謳歌することに精一杯で明確な目標など何一つ持っていませんでした。
10年後、調査員は同じメンバーに再びインタビューを行っています。
目標を持っていたが紙に書いていなかった13%の学生の平均収入は、目標を持っていなかった学生たちのをおよそ2倍でした。
しかし、何より驚いたのは紙に書いた明確な目標をもって卒業した3%の人の平均収入が、残り97%の人の平均収入のおよそ10倍だったということです。