成功も失敗も、それは私たちの心の持ち方一つによって決まるものなのである。
まさしく人生とは心構えが全ての勝負なのだ。
心の持ち方一つで精神力が充実するかどうかが決まるし、精神が充実していれば私達の行動力も高まる。
だから何よりも重要な要素は心構えである。
強い熱意と情熱に支えられた努力を続ければ、今日不可能なことも明日は実現できる。
稲盛和夫
どんなに実現したい夢を持っていて、しかもそれが叶なわなくても、それはそれで人生は流れていく。だけど流されているのと自分で漕いでいるのではその違いは大きい。
キャロル・ダウンズは、最初は当然のことだが比較的重要でない地位にいた。
だがやがてデュラントの右腕になるまでその腕を買われ系列の自動車販売会社の社長となった。
ところでこの地位は報酬以上の働きをすることによって得たものである。
彼にどうしてそんなに早く昇進できたのかを尋ねた。
彼はその理由を短い言葉で説明してくれた。
最初デュラント氏の下で働いていたとき私はあることに気がつきました。
それは社員全員が退社したあとでも氏だけが遅くまで残って仕事をしていたことでした。それで私も残って仕事をするようにしたのです。
誰に頼まれたわけでもありませんが、誰かがそこにいて、デュラント氏が必要とする手伝いをしなければならないと考えたからです。
というのは、デュラント氏がよく「誰か手紙のファイルをもってきてくれないか」とか、「ちょっと誰か手伝ってくれ」といって、周りを見回している姿を見かけていたからです。
いつの間にか私は、その「誰か」の役目を果たしていたわけです。
それでデュラント氏は私を呼ぶ習慣がついてしまったのです。
「私を呼ぶ習慣がついてしまった!」
この言葉を噛みしめていただきたい。この言葉には、深い大きな意味があるからである。
デュラントには、なぜ「ダウンズ」の名を呼ぶ習慣がついてしまったのだろうか。
それは、デュラントが「誰か」を呼ぼうとしたとき、いつもダウンズがいたからである。
しかも、ただいたわけではない。役に立とうという心構えでそこにいたからである。
ダウンズは誰かに命令されて、そこにいたわけではない。また、彼はそうすることによって給料を得ていたわけでもない。 ダウンズが職場に残っていたのは義務としてではなく特権としてであったダウンズがその特権を正しく使ったため彼は大きな責任と巨額の報酬を得ることができたのである。
他の大勢の人達が報酬以上に働こうとしないのにあなただけがなぜ報酬以上の仕事をしなければならないかということについて疑問を持っておられるかもしれない。
最も重要な理由は次の二つである。
第一の理由 あなたが常に報酬以上の仕事をする人だという評価を得ることができればあなたの立場は非常に有利なものとなろう。周囲の人との違いがはっきりする。
報酬以上に良い仕事をすることによって、それがまた優れた技術と能力を発達させるばかりでなく、仕事そのものに熟達し高い評価を得ることになるのだ、
あなたはそれによって現状から抜け出すことができる。
世の中にはできるだけ少なく仕事をしてより多くの報酬を望んでいる人が少なからずいる。
世の中には立派に成功している反面同等の能力を持ちながら成功しない人が多くいる。
私はその理由について半世紀以上にもわたって研究を重ねた。
そして分かったことは報酬以上の仕事をしてきた人は報酬以下の仕事しかしていない人よりも高い地位につき高い報酬を得ているという事実であった。極めて単純な結論だったのである。
私はこの仕事の分の給料はもらっていないばかばかしいこんなことやれるもんか。こうしたことを口にするタイプの人間で成功した人は一人も見たことはないし成功することはこれからも皆無だろう。
「思考は現実化する」
だがやがてデュラントの右腕になるまでその腕を買われ系列の自動車販売会社の社長となった。
ところでこの地位は報酬以上の働きをすることによって得たものである。
彼にどうしてそんなに早く昇進できたのかを尋ねた。
彼はその理由を短い言葉で説明してくれた。
最初デュラント氏の下で働いていたとき私はあることに気がつきました。
それは社員全員が退社したあとでも氏だけが遅くまで残って仕事をしていたことでした。それで私も残って仕事をするようにしたのです。
誰に頼まれたわけでもありませんが、誰かがそこにいて、デュラント氏が必要とする手伝いをしなければならないと考えたからです。
というのは、デュラント氏がよく「誰か手紙のファイルをもってきてくれないか」とか、「ちょっと誰か手伝ってくれ」といって、周りを見回している姿を見かけていたからです。
いつの間にか私は、その「誰か」の役目を果たしていたわけです。
それでデュラント氏は私を呼ぶ習慣がついてしまったのです。
「私を呼ぶ習慣がついてしまった!」
この言葉を噛みしめていただきたい。この言葉には、深い大きな意味があるからである。
デュラントには、なぜ「ダウンズ」の名を呼ぶ習慣がついてしまったのだろうか。
それは、デュラントが「誰か」を呼ぼうとしたとき、いつもダウンズがいたからである。
しかも、ただいたわけではない。役に立とうという心構えでそこにいたからである。
ダウンズは誰かに命令されて、そこにいたわけではない。また、彼はそうすることによって給料を得ていたわけでもない。 ダウンズが職場に残っていたのは義務としてではなく特権としてであったダウンズがその特権を正しく使ったため彼は大きな責任と巨額の報酬を得ることができたのである。
他の大勢の人達が報酬以上に働こうとしないのにあなただけがなぜ報酬以上の仕事をしなければならないかということについて疑問を持っておられるかもしれない。
最も重要な理由は次の二つである。
第一の理由 あなたが常に報酬以上の仕事をする人だという評価を得ることができればあなたの立場は非常に有利なものとなろう。周囲の人との違いがはっきりする。
報酬以上に良い仕事をすることによって、それがまた優れた技術と能力を発達させるばかりでなく、仕事そのものに熟達し高い評価を得ることになるのだ、
あなたはそれによって現状から抜け出すことができる。
世の中にはできるだけ少なく仕事をしてより多くの報酬を望んでいる人が少なからずいる。
世の中には立派に成功している反面同等の能力を持ちながら成功しない人が多くいる。
私はその理由について半世紀以上にもわたって研究を重ねた。
そして分かったことは報酬以上の仕事をしてきた人は報酬以下の仕事しかしていない人よりも高い地位につき高い報酬を得ているという事実であった。極めて単純な結論だったのである。
私はこの仕事の分の給料はもらっていないばかばかしいこんなことやれるもんか。こうしたことを口にするタイプの人間で成功した人は一人も見たことはないし成功することはこれからも皆無だろう。
「思考は現実化する」
人間は失敗する権利をもっている。しかし失敗には反省という義務がついてくる
本田宗一郎
多くの人は感謝の持つ力というものを十分に理解していない。
これまで手助けをしてくれた人たちへの感謝の気持ちを表現しよう。
感謝をすることで目標に一歩近づくことができる。そして努力を認め合うことでメンバーの協力関係は、さらに強まっていく。
「ありがとう!」と表現することで、メンバーは自信をつけていくものだ。
人の得意なところを見つけ、褒めることは、とても創造的なことであり、その結果、人間関係の質は高まっていく。