夢とは、いつか現実のものとなる自分の姿である。
理想とは、やがて姿を現すほんとうの自分を予言するものである。
偉大なことの実現。初めのしばらくの間は単なる夢にすぎないかもしれない。
けれどもカシの木も最初は一つのどんぐりである。鳥は卵の中で温められている
人間もそうだ。偉大なる精神の中で目覚めた天使がかすかに動き出す。
夢は現実の苗木だ。どのような夢を持っているかはすぐにわかる。
なぜなら人間は、ひそかに最も愛しているものへと自然に引き寄せられていくからだ。
夢は馬鹿げた望みではなく最も大切なもの最も美しいものなのである。
ジェームズ・アレン