見出し画像

【現代思想とジャーナリスト精神】

【日本歳時記2019.3.2】~TBS報道特集~ 櫻井智志

❶米朝会談・ベトナム戦争

ベトナムの国民は、傷心の金委員長を温かくもてなし、最後まで北朝鮮に友好的。ベトナムは世界の人権宣言を咀嚼し、戦争下に訪問した芝田進午氏を驚かせた。アメリカ独立宣言と並ぶ人権憲法。超大国アメリカの黄昏に、小国開発国と差別される国家から次のリーダー国が胎動を示している。

 オバマ大統領までは、ベトナム戦争の教訓を生かしていた。アメリカのもうひとつの民主主義は、国際的人権思想の正統な継承者だ。だが現在のアメリカは冷戦に勝利し、危険な国家である。世界史に突出した反動の潮流はアメリカ国内部から克服されるだろう。反動勢力は大統領2人も暗殺した。

米朝会談分析、両国の国民にとってどうかを基本に据えたい。金正恩委員長は、国民の暮らしにマイナスを及ぼす制裁の解除を求めた。アメリカ側は「ノーベル賞だ、大統領選だ」と落ち着いた態勢になかった。トランプに比べ、金正恩は冷酷な独裁者とは思えない。貧困は北の国民を苦しめる。


❷福島原発と川・魚の放射能❶米朝会談・ベトナム戦争

ベトナムの国民は、傷心の金委員長を温かくもてなし、最後まで北朝鮮に友好的。ベトナムは世界の人権宣言を咀嚼し、戦争下に訪問した芝田進午氏を驚かせた。アメリカ独立宣言と並ぶ人権憲法。超大国アメリカの黄昏に、小国開発国と差別される国家から次のリーダー国が胎動を示している。

 オバマ大統領までは、ベトナム戦争の教訓を生かしていた。アメリカのもうひとつの民主主義は、国際的人権思想の正統な継承者だ。だが現在のアメリカは冷戦に勝利し、危険な国家である。世界史に突出した反動の潮流はアメリカ国内部から克服されるだろう。反動勢力は大統領2人も暗殺した。

米朝会談分析、両国の国民にとってどうかを基本に据えたい。金正恩委員長は、国民の暮らしにマイナスを及ぼす制裁の解除を求めた。アメリカ側は「ノーベル賞だ、大統領選だ」と落ち着いた態勢になかった。トランプに比べ、金正恩は冷酷な独裁者とは思えない。貧困は北の国民を苦しめる。


❷福島原発と川・魚の放射能

 政府は「風評被害」という言葉を多用する。福島県で人々は、放射能の汚染と数値に強い不安と懸念をもっている。現実がどんな状態か、それが社会に正確な認識とならなければ、実態を克服する正確な対策を講じることができない。


 最近川の水と魚の放射線量があがった背景に福島原発の排水設備の故障がある。事実があきらかになれば対応策も講じられる。チェルノブイリ原発事故がソ連解体の原因という識者もいる。オリンピックだ万博だとイベントを連続しても、原発対策不十分なら原発事故は終わらない。


自然は、生きている。
福島原発も、全国地震も、土砂災害も。
人間が自らの内なる自然にどう自覚的に対峙して、取り組むか。
そこは隠蔽も改竄も通じない厳格な世界だ。


 政府は「風評被害」という言葉を多用する。福島県で人々は、放射能の汚染と数値に強い不安と懸念をもっている。現実がどんな状態か、それが社会に正確な認識とならなければ、実態を克服する正確な対策を講じることができない。


 最近川の水と魚の放射線量があがった背景に福島原発の排水設備の故障がある。事実があきらかになれば対応策も講じられる。チェルノブイリ原発事故がソ連解体の原因という識者もいる。オリンピックだ万博だとイベントを連続しても、原発対策不十分なら原発事故は終わらない。


自然は、生きている。
福島原発も、全国地震も、土砂災害も。
人間が自らの内なる自然にどう自覚的に対峙して、取り組むか。
そこは隠蔽も改竄も通じない厳格な世界だ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治・文化・社会評論」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事