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【現代思想とジャーナリスト精神】

私と日本共産党 衆院比例予定候補は語る 東京(定数17) 池内さおり予定候補(38)

2021年8月15日(日)
しんぶん赤旗転載
私と日本共産党 衆院比例予定候補は語る
東京(定数17) 池内さおり予定候補(38)
女性が「人生の主人公」に
写真
(写真)前衆院議員(1期)、党中央委員、東京12区重複

 つながりは広がり続け、私は希望を感じています。事務所には多くの方々が訪れ、ほとんどが女性!こんなに求められていた…安心して語り合える場!自由にものを言い合い、共に創り出すことを大切に、人間関係を深めてきました。一日として同じ日は無いというほどに新しい毎日!

 「実は…」と女性たちが語るとき、私に緊張感が走ります。続く言葉や思いはこれまで封印していたしんどい過去のこと。誰かに話すには痛みを伴うと分かるから、私は全身で受け止める。聞き漏らさないよう、慎重に大切に。理不尽な体験に対して共に怒り、涙する。心がじんわりほぐれたら、信頼は深まり社会変革へのエネルギーは共鳴し合う。

 忘れられないのは性風俗店で金銭を介した性交や性交類似行為を受忍してきたある女性が語ってくれたこと。「性風俗をやってたことは家族にも言えてない。選択肢が無く、当時はマインドコントロールされていた。性搾取の無い社会にしてほしい」と。語り合いたいことは山のようにあったのに、彼女はがんで他界しました。

 女性が自分の人生の主人公になることの困難さ!被害を被害とさえ認識できなくさせる「罠(わな)」がこの性差別社会には多すぎる!賃金差別、入試差別、生理の貧困にDV、性暴力…私たちはいつ終わらせられる?もうたくさん。私は、女性が貧困に陥らず、シングルでも豊かに生きられる政治制度をつくりたい。人生を自分自身に取り戻し、より豊かに生きるのだ。総選挙をみんなの力で勝利しよう!



私見:しんぶん赤旗はつぎの総選挙の予定候補を順次紹介している。今回の池内さおりさんの記事を読み、閉塞した社会のいまにひとつの異質な<希望>を感じさせてくれた。長くはいらない。池内さんが書きつづった文を読み、これはほかのひとにも伝えたい、そんな感動がここに転載させていただいたしだいである。

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