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ウィルコム×ソフトバンク戦争勃発か?

2007年03月08日 18時42分59秒 | ケータイ
 ソフトバンクの「ホワイトプラン」にはDoCoMoもauも直接は対抗してこなかったが、ついに通話定額の元祖ウィルコムが売られた喧嘩を買って出た。

 ソフトバンクの「ホワイトプラン」+「Wホワイト」の1960円よりも安い1900円で「ビジネスタイム定額トリプルプラン(仮称)」を発表した。

 ウィルコムのアドバンテージは他社も含めた070への通話定額、他社宛も含めたEメール完全定額だ。

 ソフトバンクのアドバンテージは1回線からでも申し込め、年間契約も不要な点だ。この方がはるかに気楽に契約できる。しかし、ここまで低料金だと年間契約ぐらいの縛りがあっても、ユーザーはある程度納得してくれるような気もする。端末の2年ローンで縛られるよりは、年間契約の方がいいという見方もある。

 ソフトバンクはあくまでもDoCoMoとauの料金値下げにしか対抗しないのか?それとも、ウィルコムにも対抗してくるのか?とても興味深い。

 ソフトバンクは「ホワイトプラン」効果が早くも薄れて、純増数の伸びが予想外に鈍化傾向にある。今月から始まった「Wホワイト」に期待したいところなのだろうが、予想外のライバルの登場に、今頃困惑しているところだろう。当然、立場上対抗せざるをえないはずだ。

 それともEメール完全定額とパケット代の値下げができないので、今回も自社に都合が悪いと、「PHSは携帯電話ではない」とか言って無視して、対抗値下げしないつもりなのだろうか?

 仮に明日ソフトバンクが対抗策を発表するのならば、当然Eメール完全定額とパケット代の値下げも含める必要があるだろう。そうなれば「ホワイトプラン」+「Wホワイト」のユーザーには朗報になりそうだ。

 さぁ、どうする、ソフトバンク!

【WILLCOM】法人向け新音声定額プランを発表

2007年03月08日 18時33分10秒 | WILLCOM
 ウィルコムは3月8日、月額1900円で1時から21時までの070番号への通話と、すべてのEメール送受信が無料となる新料金プラン、「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン」(仮称)を発表した。サービス開始は6月1日を予定している。

 また、合わせて6月1日から月額1050円で1260円分の無料通話を提供しているオプションプラン「070以外もお得な通話パック」で、複数回線で同オプションサービスを契約している場合に、法人間または家族間で余った無料通話分を分け合えるサービスを開始する。

 ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン(仮称)は、法人をはじめとするビジネスアワーでの利用が多いユーザーが、従来の「ウィルコム定額プラン」(月額2900円。法人割引適用時は月額2200円)より安価に定額サービスを利用可能にするもの。21時から1時までの070番号への通話と、携帯電話や固定電話への通話は一律30秒10円となる。

 なおウィルコムビジネスタイム定額トリプルプランは、3回線以上で契約する必要があり、1年間を契約期間とする。

 ちなみにソフトバンクモバイルでは、現在1時から21時までのソフトバンク端末同士の通話を無料とする月額980円の「ホワイトプラン」、および追加の980円を支払うことで対象時間外と他社の携帯電話・固定電話向けの通話料を30秒10.5円とするオプション「Wホワイト」を導入しており、今回発表されたウィルコムビジネスタイム定額トリプルプランとほぼ同等の価格・サービスとなっている。ウィルコムの新料金プランは、グループユーザーに的を絞ったホワイトプラン対抗と考えられる。

 またウィルコムは、3月15日からウィルコムストアで新規に5回線以上契約した法人ユーザー向けに、豪華賞品をもれなくプレゼントする「法人さま大感謝祭!」も開催する。期間は2007年3月15日~4月30日まで。詳細は http://www.willcom-inc.com/go/315/ で確認できる。



ITmedia D モバイル:ウィルコム、ビジネスユーザー向けの新音声定額プランを発表

 ウィルコムがやっと反撃に出た。

 ソフトバンクの「ホワイトプラン+Wホワイト」の1960円に対抗して、トリプルプランを1900円でぶつけてきた!

 3回線以上契約、年間契約という条件があるが、ソフトバンクよりもEメール完全定額、パケット代が1/10(この差は大きい)というアドバンテージがある。(下表参照)

 あまり無理な値下げをしたくないウィルコムとしては、1~21時の通話定額という制約をつけた事で1900円を可能としたと考えて良さそうだ。

 3回線以上というのが微妙だが、それさえクリアすれば法人以外の一般ユーザーも利用できる。家族3人で利用するには安くていいのかもしれない。
 現在は家族3人でウィルコム定額の場合は一人2200円で利用できる。それが300円値下がりした事になる。(合計だと900円の差。)
 21~25時の通話定額が不要ならビジネス定額トリプル、24時間完全定額にしたかったらウィルコム定額というのが目安になりそうだ。(携帯電話や固定電話への通話料がトリプルの方が少しだけ安いが、そんなに大きな差ではない。)

 無料通話オプションを分け合えるようになったのも、ちょっとした改良だが、うれしい。

 しかし、6月1日から開始というのは微妙だ。春商戦向けに4月1日から開始にして欲しかったところだ。

 一方、ソフトバンクはDoCoMoとauの料金値下げには対抗するが、その他の会社は対象外と明言して、イー・モバイルの料金プランには対抗しなかった。それで行けばウィルコムのトリプルプランにも対抗しないはず。しかし、露骨に「ホワイトプラン+Wホワイト」に対抗して1900円という値段でぶつけてきただけに、24時間以内に対抗せざるをえないのではないだろうか?ソフトバンクの明日の動向が楽しみだ。その時には、Eメール完全定額も含まれないと完全に対抗した事にはならないから、そのような内容になるのかが注目される。

月額料金および通話料金の比較













料金コース ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン(仮称) ウィルコム定額プラン(法人割引適用時) ウィルコム定額プラン ソフトバンクホワイトプラン+Wホワイト
月額料金 1900円 2200円 2900円 1960円
自網内の通話 1時~21時 無料(070への通話) 無料(070への通話) 無料(070への通話) 無料(ソフトバンクへの通話)
21時~1時 10円/30秒(070への通話) 無料(070への通話) 無料(070への通話) 10.5円/30秒(ソフトバンクへの通話)
携帯電話への通話 10円/30秒(携帯電話への通話) 13.125円/30秒(携帯電話への通話) 13.125円/30秒(携帯電話への通話) 10.5円/30秒(PHS含む他社への通話)
固定電話への通話 10円/30秒 10.5円/30秒 10.5円/30秒 10.5円/30秒
自網内のメール 無料 無料 無料 無料
他社・PC宛てのメール 無料 無料 無料 3.15円から従量課金
パケット通信料 0.021円/パケット 0.021円/パケット 0.021円/パケット 0.21円/パケット