「ドコモのプランに対応できるのは当然のことながら、ホワイトプランにも対応できる」──。2年間継続して契約することを条件に、1年目からいきなり基本使用料を半額にする新割引プラン「誰でも割」を発表したKDDIコンテンツメディア事業本部長の高橋誠氏は、このプランの出来に自信を見せた。
(中略)
誰でも割の導入でKDDIは、ドコモの「ファミ割MAX」に対抗し、ソフトバンクのホワイトプラン/Wホワイトに歯止めをかけたい考えだ。「(誰でも割の導入は)ドコモ対応が前提。ソフトバンクモバイルのホワイトプラン/Wホワイトにも効いてくるのではないか」(高橋氏)。また、番号ポータビリティによる移行が縮小傾向にある中、他キャリアからの移行を促すきっかけになることも期待しているという。
(中略)
なお、誰でも割の導入で、長期間継続してau携帯を使い続けてきたユーザーへのメリットが薄れた格好だが、高橋氏は「長年使い続けたユーザーにメリットをもたらす施策も考えている」と話す。また、今回の料金プランの発表を皮切りに、年末にかけてさまざまなサービスの投入を予定していると付け加えた。
「誰でも割」で、ドコモやソフトバンクに対抗──KDDIの高橋氏 - ITmedia D モバイル
「誰でも割の導入でKDDIは、ドコモの『ファミ割MAX』に対抗」とするあたりがどうも理解できない。
もはやMNPによるユーザー流出を抑えられないDoCoMo対策など考える必要もなく、auはソフトバンクの「ホワイトプラン」対策に重点を置くべきだろう。
それができないから、苦し紛れにDoCoMoの料金プランや割引サービスを無理やりひきあいに出しているに過ぎない。単に現時点で月間加入者数において、自社よりも低い位置にいるDoCoMoを見下して、自己満足しているに過ぎない。
ただし、「長年使い続けたユーザーにメリットをもたらす施策も考えている」という話には注目したい。各社、新規ユーザー向けの優遇策は出し易いが、長期ユーザー向けの優遇策には苦労しているだけに、どのような施策をしてくるのかが、今後の顧客満足度に大きく影響してくるだろう。
auのこの施策次第では、他社も新規ユーザーばかりを優遇する傾向から、既存ユーザーを優遇するように大きく転換するチャンスになるかもしれないだけに大いに期待したい。
(中略)
誰でも割の導入でKDDIは、ドコモの「ファミ割MAX」に対抗し、ソフトバンクのホワイトプラン/Wホワイトに歯止めをかけたい考えだ。「(誰でも割の導入は)ドコモ対応が前提。ソフトバンクモバイルのホワイトプラン/Wホワイトにも効いてくるのではないか」(高橋氏)。また、番号ポータビリティによる移行が縮小傾向にある中、他キャリアからの移行を促すきっかけになることも期待しているという。
(中略)
なお、誰でも割の導入で、長期間継続してau携帯を使い続けてきたユーザーへのメリットが薄れた格好だが、高橋氏は「長年使い続けたユーザーにメリットをもたらす施策も考えている」と話す。また、今回の料金プランの発表を皮切りに、年末にかけてさまざまなサービスの投入を予定していると付け加えた。
「誰でも割」で、ドコモやソフトバンクに対抗──KDDIの高橋氏 - ITmedia D モバイル
「誰でも割の導入でKDDIは、ドコモの『ファミ割MAX』に対抗」とするあたりがどうも理解できない。
もはやMNPによるユーザー流出を抑えられないDoCoMo対策など考える必要もなく、auはソフトバンクの「ホワイトプラン」対策に重点を置くべきだろう。
それができないから、苦し紛れにDoCoMoの料金プランや割引サービスを無理やりひきあいに出しているに過ぎない。単に現時点で月間加入者数において、自社よりも低い位置にいるDoCoMoを見下して、自己満足しているに過ぎない。
ただし、「長年使い続けたユーザーにメリットをもたらす施策も考えている」という話には注目したい。各社、新規ユーザー向けの優遇策は出し易いが、長期ユーザー向けの優遇策には苦労しているだけに、どのような施策をしてくるのかが、今後の顧客満足度に大きく影響してくるだろう。
auのこの施策次第では、他社も新規ユーザーばかりを優遇する傾向から、既存ユーザーを優遇するように大きく転換するチャンスになるかもしれないだけに大いに期待したい。