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【au】長期ユーザーにメリットをもたらす施策も検討

2007年07月20日 22時08分06秒 | au
 「ドコモのプランに対応できるのは当然のことながら、ホワイトプランにも対応できる」──。2年間継続して契約することを条件に、1年目からいきなり基本使用料を半額にする新割引プラン「誰でも割」を発表したKDDIコンテンツメディア事業本部長の高橋誠氏は、このプランの出来に自信を見せた。

(中略)

 誰でも割の導入でKDDIは、ドコモの「ファミ割MAX」に対抗し、ソフトバンクのホワイトプラン/Wホワイトに歯止めをかけたい考えだ。「(誰でも割の導入は)ドコモ対応が前提。ソフトバンクモバイルのホワイトプラン/Wホワイトにも効いてくるのではないか」(高橋氏)。また、番号ポータビリティによる移行が縮小傾向にある中、他キャリアからの移行を促すきっかけになることも期待しているという。

(中略)

 なお、誰でも割の導入で、長期間継続してau携帯を使い続けてきたユーザーへのメリットが薄れた格好だが、高橋氏は「長年使い続けたユーザーにメリットをもたらす施策も考えている」と話す。また、今回の料金プランの発表を皮切りに、年末にかけてさまざまなサービスの投入を予定していると付け加えた。


「誰でも割」で、ドコモやソフトバンクに対抗──KDDIの高橋氏 - ITmedia D モバイル

 「誰でも割の導入でKDDIは、ドコモの『ファミ割MAX』に対抗」とするあたりがどうも理解できない。

 もはやMNPによるユーザー流出を抑えられないDoCoMo対策など考える必要もなく、auはソフトバンクの「ホワイトプラン」対策に重点を置くべきだろう。
 それができないから、苦し紛れにDoCoMoの料金プランや割引サービスを無理やりひきあいに出しているに過ぎない。単に現時点で月間加入者数において、自社よりも低い位置にいるDoCoMoを見下して、自己満足しているに過ぎない。

 ただし、「長年使い続けたユーザーにメリットをもたらす施策も考えている」という話には注目したい。各社、新規ユーザー向けの優遇策は出し易いが、長期ユーザー向けの優遇策には苦労しているだけに、どのような施策をしてくるのかが、今後の顧客満足度に大きく影響してくるだろう。

 auのこの施策次第では、他社も新規ユーザーばかりを優遇する傾向から、既存ユーザーを優遇するように大きく転換するチャンスになるかもしれないだけに大いに期待したい。

DoCoMoとau、割引過ぎじゃない?

2007年07月20日 12時20分40秒 | ケータイ
 ソフトバンクの「ホワイトプラン」があまりに安いために、DoCoMoやauの料金に割高感が生まれていた。

 そこでDoCoMoはそのイメージ払拭のために、「ファミ割MAX」を発表した。2年契約すれば、家族の最長の継続年数が別の家族にも適用になるというものだ。

 父親が10年以上であれば、本来1年目の子供にも10年以上の割引率を適用するというものだ。

 割引になる人にはメリットはあるが、どちらかというと新規ユーザーの優遇策とも見られる。長期ユーザーには何のメリットもない場合が多い。

dynaboys BLOG 【DoCoMo】2年契約の「ファミ割MAX」

 一方、顧客満足度No.1を連呼していたauも、2ヶ月連続で月間純増数でソフトバンクに首位を奪われ、やっと「ホワイトプラン」対策として、「誰でも割」を発表した。 

 2年契約をすれば、年間契約+家族割、もしくは年間契約+MY割の割引率をいきなり半額にするというものだ。

 この割引サービスも新規ユーザーや加入してまだ数年のユーザーにメリットが大きいが、既に10年以上のユーザーからすれば、アドバンテージがなくなってしまうわけで、不満を感じているユーザーも少なくない。

dynaboys BLOG 【au】9月1日から1人でもいきなり半額「誰でも割」開始

 DoCoMoもauも「ホワイトプラン」のような激安プランを出せないから、従来プランを半額にして、なんとか割安感を出そうと必死だ。

 DoCoMoにしても、auにしても、条件によっては新規ユーザーがいきなり半額になるわけだ。今まででは考えられない事だが、逆に言うと、それができるほど、実は従来の基本料が利益率が高かったという証明でもある。

 しかし、それも長期ユーザーを軽視して、新規ユーザーを偏重している傾向があり、必ずしも誰でもが満足する内容ではない。両社とも新規ユーザー獲得ばかり重視しないで、今こそ既存ユーザーにもメリットのある方法を考えるべきと思われる。

 割引によって高い基本料金に割安感を出すのではなくて、根本的な料金の値下げこそが、どんなユーザーにでも平等と思われる。やはり根本的な料金の見直しをして欲しいところだ。

 それができないのならば、両社の経営体質(利益構造など)から変えるべき時期になったのではないだろうか?すでにソフトバンクによる携帯電話の料金の価格破壊が始まっている。DoCoMoもauも本当に生まれ変わるくらいの改革をしないと、この価格破壊についていけないのではないだろうか?

 両社が生まれ変わらない限りは、しばらくはソフトバンクの快進撃が続くかもしれない。