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【N902i】ユーザーニーズからブレ過ぎていたNEC?

2005年11月18日 14時30分26秒 | DoCoMo
 NECは11月18日から、Web/テレビCM連動型の「FOMA N902i 『Nを探せ』キャンペーン」を開始する。広告キャラクターに起用されたのは、女優の上原多香子さん。

 今回のキャンペーンは、上原多香子さん扮する「ケータイ探偵 タカコ」が、湖畔の別荘で起こった902カラットのダイヤモンド「Nの雫」盗難事件に挑むというストーリー仕立て。ケータイ探偵 タカコが、N902i(N902i記事リンク参照)の特徴である手ブレ補正機能付きのカメラを使いながら捜査を進めていく。ほかの探偵がブレた推理をする中、探偵タカコが「ブレすぎよ」と鋭く指摘し、「N902i」の手ブレ補正機能をアピールする。

 キャンペーンはテレビCMをWebサイトへの導入部分とする連動型で展開。キャンペーンサイトにアクセスしたユーザーが、サイト上で「Nの雫」盗難事件の証拠を6つ集めて事件を解決すると、エンディングムービーの閲覧や懸賞への応募が可能になる。

決めぜりふは「ブレすぎよ」──「N902i」のキャンペーン、18日から

 NECはここ数年カメラ付き携帯電話には消極的で、ずっと他社の後塵を拝してきた。それが災いしてか、シェアも顧客満足度も低下し続けている。

 そこでNECは400万画素記録、静止画手ブレ補正付きカメラ搭載のN902iを投入してきた。さらに出遅れていた音楽再生機能も強化を図ったようだ。

 ここ数年のNEC自身に言い聞かせているかのような「ブレすぎよ」というキャッチフレーズがなんとも言えない。NECの製品開発がいかにユーザーニーズからブレていたのかを自ら戒めているかのようなCMやキャンペーンになりそうだ。

 はたして、このN902iで巻き返しできるのだろうか?それとも、さらにブレて、脱線してしまうのか?

2005年携帯メーカーの顧客満足度

2005年11月18日 14時03分32秒 | ケータイ
 J.D.パワー アジア・パシフィックは11月17日、携帯電話の顧客満足度調査で、2005年の結果を発表した。携帯メーカーの中では、カシオ計算機が満足度トップだった。

 顧客満足度を構成するファクターを設定し、各ファクターごとに重みづけして総合ポイントを算出した。総合ランキングで、カシオ計算機が1000ポイント中647点で第1位に。7つのファクターの中で「メール機能」「カメラ機能」「ディスプレイ」「インターネット機能」「そのほかの機能」の5部門でトップをとった。

 2位の東芝は、「バッテリー」のファクターで11メーカー中最高評価を得た。「au、ボーダフォン、ツーカー向けに端末供給しているが、このうちau向け端末の満足度が特に高かった」(J.D.パワー)。3位はソニーエリクソンと三洋電機が並んだ。これら順位は、2004年に実施された同様の調査から大きく変動している。

 なお、今後利用したい機能のトップは4割のユーザーが挙げた「テレビ受信機能」。一方で、実際に端末を購入した理由としては、「デザイン」が44%と高い比率になっている。またユーザーの3割強が、何らかの故障を経験していることも分かった。このうち修理の経験があるのは約半数。「故障しても修理に出さずに利用を継続しているユーザーの満足度は、全体平均を大きく下回った」(J.Dパワー)という。

 調査は、携帯購入後1年以内のユーザーを対象にしたもの。2005年8月に実施し、3227人からの回答をもとにメーカー別に分析を行った。

「満足度の高い携帯メーカー」1位はカシオ~J.D.パワー調査

 確かにカシオのW21CAⅡとかを使った時も、満足度は高かった。

 個人的には東芝を高く評価しているので、2位というのは当然の結果だとも思える。この結果が、最近のauの売り上げランキングで1位・2位独占やボーダフォンの売り上げシェアでシャープといい勝負をしているのを裏付けている。

 意外なのは、シャープが業界平均よりも下という事だ。いいと思って買ったけど、使ってみると・・・という事なのだろうか?もしかしたら、最近の端末デザインに個性を感じられない点も影響しているのかもしれない。

 残念なのは富士通が10位と低迷している点だ。これではなかなか人気が出ないわけだ。

 一番驚いたのは、NECが11位という点だ。買うときはかなりの人気のはずなのに、使ってみて満足度が下がっているようだ。どのような理由で低迷しているのかが気になるところだ。これが最近の人気低迷を顕著に表しているようだ。

 今後利用したい機能のトップが挙「テレビ受信機能」ということで、やはり人気があるようだ。この分野ではボーダフォンが独走していたが、3G端末ではauに追い抜かれてしまっている。

携帯新規参入に関わる意識調査

2005年11月17日 16時32分45秒 | ケータイ
 アイシェアは11月16日、携帯新規参入に関わる意識調査の結果を発表した。調査は11月11日から14日にかけて、メール告知による非公開型ネットアンケートとして実施され、有効回答数は1280。

 新規参入が決まったソフトバンクグループのBBモバイル、イー・アクセスグループのイー・モバイル、アイピーモバイルのうち、どのキャリアに期待するかを問う質問では、77.9%がBBモバイルと回答。イー・モバイルは16.5%、アイピーモバイルは5.6%に留まった。なお、既存のキャリアを含めるとBBモバイルに期待するのは14.1%となる。

 新規3社の参入で何に期待するのかを問う質問では、74.9%が値下げに期待するという結果が出た。具体的には月額基本料の値下げが41.6%、通話料金の定額化が21.3%、パケット料の値下げが12.3%。一方で、機種本体の値下げやアプリの充実は5%未満で、それほど期待度は高くない。

 今回の調査では、既存キャリアに対する満足度についても質問している。トップは88.6%が満足していると答えたau。ドコモは73.3%、ボーダフォンは57.6%だった。いずれのキャリアも5カ月前に行った調査に比べて満足度は上がっている。

75%が「新規参入に伴う値下げを期待」──アイシェア調査

 やはり誰もが現在の基本料が高いと思っていて、音声通話の定額制を望んでいるようだ。携帯新規参入にともなって、変革を求めているのだろう。

 意外にもボーダフォンユーザーの顧客満足度が一番アップ幅が大きい。これは家族通話定額やLOVE定額などが人気を得ているのかもしれない。

 ウィルコムの顧客満足度もあれば、見てみたかった。ウィルコム定額によって、かなり高い数値が期待できたはずだ。

【Nokia】Eseries日本導入に前向き

2005年11月17日 16時07分58秒 | ケータイ
 「日本の携帯市場を、もうちょっと世界のスタンダードにもっていきたい。日本市場にも製品投入を検討しているところだ」。オーストラリアのシドニーで開催中のプライベートイベントDestination Nokiaで、ノキア ジャパン エンタープライズ・ソリューション事業部の森本昌夫氏はこう話し、Nokiaが発表したエンタープライズ向けの新シリーズ「Eseries」の日本導入に意欲を見せた。

 エンタープライズ市場に向けたEseriesは、大きく3つの特徴を持つ。1つは多彩なネットワークに対応していることだ。W-CDMA/GSM、Bluetoothはもちろん、無線LAN(IEEE802.11b/g)を搭載。VoIPも利用できるようになっている。「現在のところはユーザーが無線方式を選択しているが、端末側で自動切り替えもできるようになるかもしれない」と森本氏。

 屋外では携帯電話のネットワークを利用し、社内では構内無線LAN環境からVoIPで通話を行う──。国内ではNTTドコモが専用端末で既にサービスを提供しているが(2月7日の記事参照)、Eseriesでもその下地は整っている。全世界向けにエンタープライズのボイスソリューションを提供しているSisco SystemsやAVAYAのSIPサーバに対しては着実にサポートを進めている。また国内市場に向けてもNECや富士通などをサポートしていく意向だ。

 2つ目のポイントは、QWERTYキーボードを搭載していることだ。「E61」はちょうど「BlackBerry」端末のような形状をしており、フルキーボードを搭載している。「E70」は一見普通の携帯電話だが、ダイヤルキー部分を開くとQWERTYキーボードが現れる。

「日本も世界のスタンダードへ」──Eseries日本導入に前向きなNokia

 これがボーダフォンから発売されれば、ボーダフォンのラインナップも幅広くなり、喜ばしいことだ。

 ノキアのEシリーズの国内投入により、フルキーボード搭載端末が国産メーカーからも増える事も期待したい。

【V604SH】大本命、19日発売

2005年11月17日 15時35分29秒 | SoftBank
 ボーダフォンは11月19日に、3.2Mカメラを搭載した新機種「V604SH」を全国で発売すると発表した。

 V604SHは、1月に発売された「V603SH」をベースにした端末。光学2倍ズーム、オートフォーカス対応の有効画素数320万画素モバイルカメラや、アナログテレビチューナーを内蔵する。

 高視認性と広視野角を実現したとうたう2.4インチの「モバイルASV」液晶を採用。ディズニーなどの人気キャラクターでメニュー画面を好みのアイコンにカスタマイズできる「カスタムスクリーン」機能を備えている。またAAC形式やSD-Audio準拠のMP3形式の音楽ファイルを再生できる、ミュージックプレイヤーを搭載した。

3.2Mカメラ&テレビの「V604SH」、19日に全国発売

 V604SHはV603SHを3メガピクセルカメラにして、AAC対応のミュージックプレイヤーも搭載した。

 V603SHも実はSD-Audio対応のミュージックプレイヤーを搭載しながらも、ミュージックキーを購入しないと使えないという不便な点があった。これが改善されたのであれば喜ばしいことだ。

 アナログTVを内蔵している点が、903SHよりも上回っているだけに、機能的にはボーダフォン最強端末の登場となる。今後、ボーダフォンの売り上げランキングの上位に顔を出す可能性も高いだけに注目される。

 ただし、背面液晶が復活したとは言え、相変わらずV602SH同等の白黒液晶のようだ。V601SHのような大型カラー背面液晶が復活しないのが残念でならない。

 DoCoMo向けのSH902iではSD-Jukeboxが添付されるのに対して、V604SHには添付されないのが残念でならない。本格的な音楽ケータイと呼べない点は転送ソフトやリモコンも含めたオールインワンパッケージでない点なのだ。機能だけでなく、すべてにおいて最強端末と呼べない点がそこにある。音楽ケータイだけで考えると、803Tの方が使いやすそうだ。

【WILLCOM】欠けているモノ

2005年11月17日 15時06分54秒 | WILLCOM
 ウィルコム(旧DDIポケット)がここ数年間の低迷で失ったものはユーザーだけでなく、人気メーカーも失ってしまった。それを取り戻さない限りは本当のウィルコムの復活とは言えないのではないだろうか?

 DDIポケット時代には東芝もパナソニックもけっこう頑張っていたが、結局PHSの衰退とともに撤退してしまった。ウィルコムにも東芝やパナソニックに是非とも復活して欲しいものだが、どちらの会社もauやDoCoMo向けの携帯電話の開発に忙しくて、とてもPHSを開発する余裕などないのだろう。とても残念だ。

 それからすれば三洋はau、DoCoMo、ウィルコムと頑張っているのかもしれない。その反面、ボーダフォンとツーカーからはしばらく新機種を出しておらず、実質撤退気味だ。

 確かに実質シャープと東芝のみのボーダフォンや、京セラと東芝と三洋のみのツーカーよりは、ウィルコムの方がまだましだろう。しかし、ボーダフォンにはシャープや東芝、ツーカーにも東芝という人気メーカーがある。しかし、ウィルコムは京セラと三洋のブランド力だけでは、なんとも心もとない。この差はけっこう大きいのだ。

 ただし、W-ZERO3という形でシャープが参入するなど、少しずつ明るい話題もある。東芝だけでもいいから、新生Genioとかで再参入してくれないだろうか?さらに言えば、ソニーあたりが新生CLIEで新規参入したら、フィーバーものだろうなぁ。

 この勢いのある時に人気メーカーを取り込まないで、いつ取り込むというのだ!頑張れ、ウィルコム!

【WX310K】各部写真

2005年11月17日 14時45分22秒 | WILLCOM
 発売前にかかわらず、ケータイWatchの「ケータイ新製品SHOW CASE」にWX310Kの写真が掲載された。

ケータイ新製品SHOW CASEウィルコム WX310K

 このところのフライング気味のカタログ配布といい、この記事といい、ウィルコムが積極的にフライングしている気がしてきた。

 今までが発売直前まで何も知らせないという会社だったので、その様変わりした様子に戸惑い気味だ。

 AH-K3001Vのヒット以降、ウィルコムのトップメーカーは京セラになってしまったようだ。個人的には微妙なところだ。

 ハードウェアは進化したようだが、不安なのはソフトウェアだ。個人的には京セラ端末はお世辞にも使いやすいとは思っていない。徹底的に練った・・・という作りになっていないのが理由だ。

 WX310Kもメインメニューは相変わらず縦一列だけのようで、最近の携帯電話の主流である3×3のアイコンメニューは用意されていないようだ。

 スペックはそれなりになってきたのだが・・・どこかときめかない。遊び心が感じられないというか、ユーモアのわからない七三分けのサラリーマンとこれからずっと付き合わなければらない感じに似ているかもしれない。

 ウィルコムの新機種に対する一番の不満は背面液晶だ。白黒で、しかも小さい。ユーザーに「必要最低限で我慢しろ」って感じだ。一昔前の携帯電話に逆戻りしているとしか思えない。最近の携帯電話にも一部そういう傾向があるが、それは二軸式ならばまだ許せる。これではカメラでの自分撮りもし辛いし、閉じた時の楽しみがまったくない。特に三洋はH-SA3001Vではカラー背面液晶を唯一採用していただけに期待を裏切られた気がする。
 東芝の携帯電話などでは閉じたままでもメールが読めるという楽しさがある。富士通の携帯電話だと閉じたまま音楽を聴いていても、曲名などがわかるので、なかなか便利だ。今回の新機種にはそういうプラスαがまったく感じられないのがとても残念だ。けっこうな値段するのだから、大型カラー背面液晶が絶対欲しかった。背面液晶の利用頻度からすれば、ドキュメントビューワーなどはその後に着手すればいい課題だ。明らかに順番を間違っている。

MusicPORTER VS F901iS

2005年11月17日 04時35分03秒 | DoCoMo
 F901iSとMusicPORTERのどちらを音楽プレーヤーの本命にしようかとしばらく迷った。

 着メロもAACエンコードの曲もそれなりに満喫できるのがF901iS。

 着メロ再生にはやや弱いが、ATRAC3で取り込んだ曲を簡単操作で楽しみたいならMusicPORTER。

 きめ細かい機能とか多機能のF901iSか、とにかく簡単操作で携帯電話を意識しないで使えるMusicPORTERという棲み分けが出来そうだ。

 手軽に持っていって、できるだけ身軽にしたい時はMusicPORTERを持ち歩いて、カメラもスケジュールも音楽再生も、と欲張りたい時にはF901iSが良さそうだ。

 あえて本命と言えば、F901iSということになるのだろう。

【902i】前評判は?

2005年11月17日 04時10分34秒 | DoCoMo
 話題の902iシリーズがついに発売になりました。初陣を飾った2機種のうち、「D902i」はかなり評判がいいようです。ITmedia社内でも、既に個人的に購入したのが2人、欲しいといっている人間が数人。三菱端末がこれほど注目されるのは久しぶりでしょう。

 さて、こうした評判を如実に物語っているのが、ITmedia +D Mobileトップページで10月19日(発表会当日)から行っている「クイックポール」の結果でしょう。現時点の結果はトップページを見て頂くとして、ここでは当初からの推移を見てみましょう。

【10月後半の順位】

 発表会から約1週間。なんと全体の3分の1を占めたのが「SO902i」。上から見ていくと、「おお。接戦じゃないか!」と初めは思うのですが、SO902iを見てびっくり。SO902iがここまで前評判が高い理由は何でしょう。

・珍しいストレート型である
・ソニー・エリクソン初のFOMAである
・POBox?

 というところなのでしょうか。でも、ジョグダイヤルがないことは残念です。さて、この順位は今日までにどう変わっていったのでしょう

【変化した順位】

 まず「P902i」です。Bluetoothを搭載しただけでなく、速度アップ、日本語入力方式の変更がユーザーにとってはうれしいところ。1ポイントだけパーセンテージがアップしました。個人的には日本語入力が変わったのがとてもうれしいところ。

 「N902i」は変わらず。今回細かなところで大幅な改善が図られているだけに、発売後、実際に手にとってからの評価は違ってくるのではないでしょうか。試作機を触った限りではシリーズ最速のレスポンスだと感じています。

 「SH902i」は1ポイントアップ。OSを変更しながらも独自のUIを堅持し、液晶やカメラのスペックを微妙にアップさせながらも、薄く、軽くしてきました。“重いSH”とはもう呼ばせないですね。

 「D902i」は902iシリーズの台風の目と言えそう。2ポイントアップを果たし、全6機種中でも前評判は2位。本日発売されたこともあり、売れ行きが気になるところです。

 「F902i」は1ポイントアップ。前評判はふるいませんでしたが、他機種と大きな差はついていません。

 「SO902i」は5ポイント落としながらも、逃げ切りのトップ。ただし発表会時、開発は最も遅れている印象でした。「タッチ&トライコーナー」などにもSO902iだけ展示はなく、発売は相当先になるのではないでしょうか。

ついに出たぞ、902i。人気の推移は?

 ITmediaのアンケートによる調査ではFOMA902iの最終的な前評判はSO902i、D902iの順番となっていて意外な結果となったらしい。

 SO902iはソニー初のFOMA端末ということで注目を浴びているのはわかる。D902iはFOMA最大の2.8インチ液晶と薄型スライドボディに人気が集まっているようだ。
 さらに発売されてみると、富士通譲りのパソコン連携機能や音楽プレーヤー機能も搭載していて、かなりソフト的にも進化している模様だ。この調子で行くと、当分はD902iが台風の目になりそうだ。