NTTドコモは7月27日、6月26日に発表し9月1日からの導入を予定していた新割引サービス「ファミ割MAX」と「ひとりでも割」について、割引率を一律50%へ引き上げ、名称も「ファミ割MAX50」「ひとりでも割50」へ変更すると発表した。また、導入期日も8月22日へと前倒しを行う。ドコモが提供前の料金プランや割引サービスの内容や名称を変更するのは極めて異例。
ファミ割MAX50は、「ファミリー割引」の契約者を対象にしたもので、2年間の継続利用を条件に、契約グループ全員の月額基本料金を一律で50%割り引く。変更前のファミ割MAXでは、2年目以上のユーザーがグループ内にいないと割引が適用されなかったが、ファミ割MAX50では全員が1年目であっても割引を適用する。
ひとりでも割50も2年間の継続利用を条件に、月額基本料金を一律50%割り引くサービス。1台で1年目の契約でも、10年以上使用するユーザーと同等の割引が受けられる。
ファミ割MAX50、ひとりでも割50とも、8月1日より予約受付を開始。また、8月22日から9月30日の間にMy DoCoMoから申込むと、ドコモポイント100ポイントが付与される。
なおどちらのサービスとも、2年間の契約期間中に解約する場合は9975円の解約金が発生する。契約期間満了後に自動更新されるため、更新しない場合は契約満了月の翌月中に解約を申し出る必要がある。
NTTドコモ、新割引を改定――1人でもいきなり半額の「ひとりでも割50」 - ITmedia D モバイル
DoCoMoは先日発表したばかりの「ファミ割MAX」と「ひとりでも割」を導入前に改定して、「ファミ割MAX50」と「ひとりでも割50」とする。
9月1日の開始予定日も8月22日に前倒しにするという慌しい状況だ。
これはauの「誰でも割」への対抗というのがみえみえだ。auの発表のせいで、「ファミ割MAX」と「ひとりでも割」の割引率の低さが目立ったために、急遽値下げしたというのが明白だ。
予定外の緊急値下げにより、DoCoMoの収益はさらに悪化するのが確実となり、DoCoMoの狼狽ぶりばかりが目立つ。
この発表にともなって、ソフトバンクもすぐに「ブループラン」の割引の改定を発表するはずなので、これで3社とも一律で、2年契約すればいきなり一人でも半額になり、横並びになるという事になる。
DoCoMoとauは、ともにソフトバンクの「ホワイトプラン」への対抗は避けているが、お互いの料金プランや割引に対するライバル意識はとても強く、DoCoMoが下げても、それ以上にauが下げて、さらにDoCoMoが下げるという結果になった。
これでは「DoCoMo2.0」で生まれ変わるどころか、他社の後手後手というイメージしかない。もはや業界をリードするというイメージはどこにもない。
さらに、このままでは新規ユーザーばかりが優遇されて、今まで長く使ってきたユーザーのアドバンテージが減る事になり、不満の声も出てきそうだ。その対策を早く出さないと、さらにMNPでユーザーが流出する結果となりかねない。
ファミ割MAX50は、「ファミリー割引」の契約者を対象にしたもので、2年間の継続利用を条件に、契約グループ全員の月額基本料金を一律で50%割り引く。変更前のファミ割MAXでは、2年目以上のユーザーがグループ内にいないと割引が適用されなかったが、ファミ割MAX50では全員が1年目であっても割引を適用する。
ひとりでも割50も2年間の継続利用を条件に、月額基本料金を一律50%割り引くサービス。1台で1年目の契約でも、10年以上使用するユーザーと同等の割引が受けられる。
ファミ割MAX50、ひとりでも割50とも、8月1日より予約受付を開始。また、8月22日から9月30日の間にMy DoCoMoから申込むと、ドコモポイント100ポイントが付与される。
なおどちらのサービスとも、2年間の契約期間中に解約する場合は9975円の解約金が発生する。契約期間満了後に自動更新されるため、更新しない場合は契約満了月の翌月中に解約を申し出る必要がある。
NTTドコモ、新割引を改定――1人でもいきなり半額の「ひとりでも割50」 - ITmedia D モバイル
DoCoMoは先日発表したばかりの「ファミ割MAX」と「ひとりでも割」を導入前に改定して、「ファミ割MAX50」と「ひとりでも割50」とする。
9月1日の開始予定日も8月22日に前倒しにするという慌しい状況だ。
これはauの「誰でも割」への対抗というのがみえみえだ。auの発表のせいで、「ファミ割MAX」と「ひとりでも割」の割引率の低さが目立ったために、急遽値下げしたというのが明白だ。
予定外の緊急値下げにより、DoCoMoの収益はさらに悪化するのが確実となり、DoCoMoの狼狽ぶりばかりが目立つ。
この発表にともなって、ソフトバンクもすぐに「ブループラン」の割引の改定を発表するはずなので、これで3社とも一律で、2年契約すればいきなり一人でも半額になり、横並びになるという事になる。
DoCoMoとauは、ともにソフトバンクの「ホワイトプラン」への対抗は避けているが、お互いの料金プランや割引に対するライバル意識はとても強く、DoCoMoが下げても、それ以上にauが下げて、さらにDoCoMoが下げるという結果になった。
これでは「DoCoMo2.0」で生まれ変わるどころか、他社の後手後手というイメージしかない。もはや業界をリードするというイメージはどこにもない。
さらに、このままでは新規ユーザーばかりが優遇されて、今まで長く使ってきたユーザーのアドバンテージが減る事になり、不満の声も出てきそうだ。その対策を早く出さないと、さらにMNPでユーザーが流出する結果となりかねない。