エクリュのちょっと気になるカラーの世界

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災い転じて福となす

2007-01-10 | カラーの仕事

最近の事件を見ていると、困難にぶつかったときに逆切れしてしまったり、すぐあきらめてしまったり、あまりにももろい子供たちが多いことに気づく。(大人も。しかも大人の責任が大きい。この連鎖が続いている?)

 

私自身も傷つきやすく、もろい人間で決して大きなことは言えないが、この状況は、ある意味日本の恵まれすぎた不幸から来ていると思えてくる。

しかも私には子供がいないので、もっと大きなことは言えないが・・

理想的なことを言うと、「あなたには子供がいないからそう言えるのよ」と言われるので今までは口をつぐんでいました。

でも、だからこそ客観的な状況が見えるのではないかと、今人生を歩んできた中で思うのです。

 

私が昨年シチリアへ行った話はしましたが、たった8日間といえど大きな内面への衝撃を受けたような気がします。

シチリアへ行ったのは私の必然で、今年からの私の使命やビジョンに対して刺激を与えてくれました。

シチリア・・・そこにあったのは歴史を通した自然。

(私にとっては、たまたまシチリアがタイミング的に合っていただけで、もちろん世界中には他にも、刺激を与えてくれる場所がたくさんあるはず。また、シチリアからぜんぜん違う印象を持つ人も多いでしょう。)

広い広い空のブルー、どこまでも広がる未知なる可能性・・・

広い広い海のブルー、深く、透明で美しい!のみ込まれてしまいそうな畏れもある・・

大地に照りつける太陽のパワー  

手に届くくらい近い存在の輝く星たち  

たくましく環境と共存した植物たち  

媚びない暖かな人々     

・・・四方いろんな文化や人種、宗教に囲まれていたため、過酷な歴史を持つ

その歴史を壊さず保存し、現在に生きる 

 

シチリアで私が感じたことは、日本の子供がもろくなったことへの憂いと無関係ではないと思う。

 

もし何か困難なことがあったとき、それを乗り越えてこそ福がやってくる 

その体験を一度でもしたならば、強くなれる 

他人や環境のせいにしないで、自分自身が変わろう。

そこからなにを学ぶのか。

学ばせてもらってありがとうと言おう。状況が大きく変わるのはそこからだ。

決して人を殺してはいけない。人や動物をいじめてはいけない。

そのエネルギーがあればなんでもできる。

大人たち、自分の都合で子供を甘やかさないで。子供たちがかわいそう。

でもみんな必死で生きているんだよね 

                           私自身の見直し時期に REIKO

 

 

 

 

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