エクリュのちょっと気になるカラーの世界

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木と森

2006-06-09 | カラーの仕事
私の信条として「木も大切だけれど、森を見る」(「木を見て森を見ず」より)

大空から、全体像を見て、そのとき必要なことを考え、行う。

これはやはりスッチーのときに培った知恵。

昔は「ジュニア、ミドル、シニア」と経験に応じて、ポジションがあり、
それぞれに担う担当が決まっていた。

ジュニアは、木を見て、
シニアは森を見る役割。

ミドルはその仲介をするという感じ。

新人スッチーは、一人ひとりのお客様の顔を見てより良いサービスを心がけ、細かな仕事をこなします。(備品確認、トイレ掃除、ポーターチップ集めなども)

シニアは、飛行機全体の仕事の流れをチェックして
最終的にトータルに事なきを得るように監督します。教育、指導も含まれます。

ミドルは、シニアの指示をジュニアに伝え、細かな教育と指導を行います。

シニアは、たくさん動き回ることはしないから、仕事をしていないように見えるけれど、本当は頭がぐるぐると回って今までの経験と体験と照らし合わせながら、
瞬時判断をしていきます。


この経験と体験を積むには、時間が必要です。

ただ漫然とした時間では意味がないけれど、しっかりと真剣に取り組んだ時間は貴重な知恵の財産となっています。

日頃の、簡単なルーティーンは経験が浅くても、マニュアル通りで済ますことが出来るけれど、いざとなったときの判断は、経験者でないと出来ません。

木も大切だけれど、全体像をつかむ森をしっかり見据えることで、
仕事というものは大きく広がっていきます。

特に大きな仕事が動き出すときは、細部より全体像が大切になります。

今、そういう森が見える人が少なくなってきた気がします。

最近の不祥事(ホリエモン、村上ファンドその他いっぱい)は、頭のいい人たちなのに、知恵が無かったとしか言いようがありません。

「小さいことにくよくよするな!」(リチャード・カールトン著)↓

人生の戦略は、一つ一つを完璧にすることに過剰反応せず、全体の為になにが必要かを取捨選択し、それに貴重な生命力を使い、楽しむこと。

成功は、あせらない人にやってくる。






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