今、西川は、大阪に来ています。
7月9日、第1回目の藤井寺市「景観計画策定協議会」の会議に出席するため、当日予定より早めに羽田を発ちました。 寝坊の私としては、頑張ったつもりでした・・・
少し時間を見て、会議開始少し前に会議室につきましたら、もうすでに各関係先生方や担当者の方々が席についていらっしゃって、小市民代表の、ぺえぺえの私が最後に席に着くというお恥ずかしい状況からスタートしました。
冷汗から始まった会議ですが、予想を超えた熱気ある討論で、興奮のうちに終わり、
参加させていただいて、本当にありがたいと感じた1日でした
景観やまちづくりにはとても関心があり、愛する日本、愛する故郷がどんどん美しく住みやすくなることは、「本当の豊かさ」への道だと思っています。
これは自分のためにも、今一度最初から新たな情報を仕入れなくてはいけないなと、時間がある限り頑張ろうと思っています。
最初にぶち当たったのは、景観にまつわる言語の複雑さでした。 法律って難しいですねーーーーーー! 書類を見たとき、頭がぱんぱんになってしまいました。
「景観計画策定協議会」という言葉でさえ、9つもの漢字が並んでいて、覚えるのも、言葉に出すにも、いちいちう~んと脳が混乱していたのですが、今やっと普通に言えるようになった老化現象激しい私です。
前置きが長すぎてすみません!多々横道にそれますのでご容赦ください。途中スルーしてくださっていいですよ^^
まず「景観法ができただけで、本当に日本が美しくなるのか」という議論があるようですね。
こういう疑問が投げかけられることは、まじめな日本人には大切かもしれません。
面白い小話を思い出しました。(横道)
タイタニックの沈没寸前のパニック状態のときに、諸外国の乗船客にどういえば、指示に従ってくれるか???
たとえば・・・・
アメリカ人
「こうすれば、あなたはヒーローになれますよ!」
イタリア人
「こうすれば、あなたは異性にもてもてですよ!」
日本人
「法律でこのように決まっています!」
日本人は、法律で決まっているという言葉に一番弱いようです
私のお父さんなんかは、お上の言うこと、権威ある人の言うことは、絶対的!に従います。
私は時々「え?本当にそれでいいの?」と疑問に思っていました・・・がなかなか逆らえません。
景観法ができて、確かに町はきれいになりつつあります。
2年ほど前、「ベトナム」への旅行から帰ってきて、日本の街並みを道路から眺めていた時、
「日本ってなんときれいで清潔なんだろう、整然としていて安全な国だなあ」と、あらためて感心したのを思い出します。
(ですが、あのサバイバルな、命というものを考えたベトナムも好きだった)
ただ、、、、、、
ヨーロッパなどから帰ってきたときは、
「日本ってなんと画一的で、自然が無造作に破壊され、陳腐な建物を多いのだろう」って思います。
美しいって何?
にぎわいって何?
今回の会議で今一度考えた言葉です。
議長が話された、「駅前のにぎわい」とあるけど、
にぎわいという言葉は、へたすると、「雑多」になるよ。
本当にその通り!!!だと思いました。
新宿歌舞伎町ではなく、世界遺産登録を目指す藤井寺市のにぎわいって、「どんなにぎわい」なのか?
文書上に表れない、深層の意味を市民全体が共有する必要があるなと思いました。
序章で終わってしましました・・・続く
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