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患者の気持ち思う「技術」という記事(読売新聞7/18くらし欄)を読んで、日ごろ考える医者と患者の関係、そして、カラーセラピストとしてクライアントさんとの接し方に思いをはせた。
私は、30歳代のころ、病院にはよくお世話になった。
今から思うとストレスから来るものだったと思う。それ以来、医者不信である。ひどい目にあったこともある。
カラーセラピストになったのもここに原点があるのかもしれない。
「悪い知らせを伝えるには、コミュニケーション技術が重要。それは才能ではなく練習で身につけられる」と記事にある。
それには6つのステップがあるとのこと。
特に私がそのとおり!と思ったのが、「怒り」や「否定」など患者の感情に共感する・・・・というものである。
通常、病院に行って医者から共感的な言葉をかけてもらうなんてありえない。私の経験上、皆無!。入院中、看護師さんからは、ある。でも1回きり。よほどうれしかったのかそのときの手帳メモに「○○看護師さんは、ひまわりのような人だ~!!!」と書いてある。
ところが、今年、「あっ!この先生私の気持ちわかってくれた!」と感じることができる会話があった。
首のあたりに小さなイボのようなものが2,3個できていて、ギョッとした私は、早速皮膚科へ行った。
「ガンじゃないだろうか、ウイルス性のものなのかもしれない・・・」とあれこれ気をもんでいた。どんな些細なことでも、患者の想像力はたくましい!ものだ。
診断結果は「なんたらかんたら(専門用語で忘れてしまった)で要するに老人性いぼですね」「ええっ?老人性?」
「はい、心配ありませんよ。今日取っちゃいましょう」
「はっ?老人性?」
普通の医者なら、「そう!老人性!」と、さらに強調し繰り返すことだろう。
ところが、「うん、老人性といっても20歳代の人もなるんだよ」とそのお医者様は、おっしゃった。(ここで敬語になる)
そして私は、いたく納得!ニコリとし「はい!わかりました。取っちゃってください~!」と診察台にすすんであがった。
私は、いくら年といっても、難聴ではない。
「老人性」はしっかりと聞こえている!しかも、内心ガンでなくてよかった~と胸をなでおろしている。
でもつい「老人性?」と聞き返した。
私の気持ちを察してくれた先生は、(うそかもしれない)・・20歳代でも・・といってくれたのだ。
多分、この場合に限ってはうそでも罪にならないだろう。
医学書で調べて、40歳以上と書かれていたとしても私は決して訴えない。それどころか何かプレゼントでもしたい気分だ!
医者が訴えられる場合、そのほとんどがこの共感がないためといっても過言ではないだろう。(もちろん複雑な事情があって逆恨みと言うことも聞いたことはあるが)
新聞にあるように「桜を見られないでしょう」より「一緒にがんばって桜の花を見ましょうよ」と言われたほうがいい!
実情は、今回の話よりももっと深刻である。でも基本は同じことではないだろうか?
会話から相手の気持ちを察することは、難しいかもしれないが、意識するだけでも変えることができると思う。
これからは、カラーの勉強会などでも実践的に取り上げていくので、練習で身につけていこう。
「手術中、内臓を焼き切ってるとね~、
レバーの匂いがしてきてね~
お腹が空いてくるんだよぅ。」と
言っているのを聞いて
『こいつらは人間じゃねぇ。』と
笑顔を作りながら思った事があります。
ガツンといってやらなきゃ!
合コンは仕事じゃないから、本音トークじゃ!
合コンにくる医者だからまだ若いでしょう。
若いうちにわかってほしい!
あるいは、自分が内臓切られるまでわからないのかなあ?