色彩心理、色が表す心の状態
先日、あるTVの取材を受けたので、
この機会にちょっとご紹介します。
TVや雑誌で紹介されているのは、
ある部分を切り取った断片的なものになりがちです。
色の心理的意味っていうのは、本来幅が広く
一般的な意味と、個人的な意味とはちょっと違う部分がある
ということを知ってほしいと思います。
普通は一般的な意味で紹介されて、
それはそれで間違ってはいないし面白がってもらえますが。
たとえば「赤」について。
赤は、熱い色・暖色といわれますが、
それには根拠があり、
その波動が「赤外線」に近いので、
温める効果があるのは
だれでも簡単に想像できると思います。
実験によると、
真っ赤な色のお部屋に入っていると
身体がポカポカしてきて(体温上がる)
血の巡りが良くなり(血圧上がる)ます。
ただ、その部屋には長くじっとはしていられないでしょう。
(時間の経過が早くなる=30分しかいないのに、1時間くらいたったように感じる)
赤が暖色というのは、世界で共有できる色彩心理。
で、「あなたは赤色が好きですか?」と聞かれると
好きという人、嫌いという人、どっちでもないという人
様々ですよね。(ここで違いが出てくる)
赤が好きという人にとって、
赤はとてもポジティブな意味を持ち
「やる気・勇気・元気・パワー・情熱・愛情」
など連想します。
赤が苦手という人は、
「暑苦しい・うざい・目立ちすぎ・派手・危険」
など連想します。
どっちでもないという人は、対照や体調、その日の気分で変わるから
いい時もあるし、嫌な時もあるし、
あまり意識に上ってこない色なのかもしれません。
そこでこれを、人に置き換えてみると、
Aさんが、Bさんを見たときに
その人を色に例えると、何色?
と聞かれ、
Aさんは、Bさんのことを「赤」とイメージしたとします。
AさんはBさんのことを、どのように思っているのでしょうか?
ここで問題になるのは、
Aさんが赤を好きか嫌いか、どうでもよいか
そのスタート地点で、
どう思っているかが変わります。
赤が好きな人は、赤のポジティブ面を見てイメージしているし、
赤が嫌いな人は、赤のネガティブ面をイメージしている可能性があります。
まず身近な人同士の場合、
(会社の同僚や上司、家族親戚関係、近所の人など)
赤が好きな場合、
Bさんはいつも元気でやる気があり、何事に対してもどんどんチャレンジして、パワフル
いつもさすがやるな~~!って感心しているんですよね
赤が嫌いな場合
Bさんってなんかいつもせかせかしていて、じっとしていないのよね、目立ちたがり屋で
その場の主役でないと機嫌が悪くなるのよ
っていう感じ。
これが、あまり自分に関係のない立場の人で客観的にみている場合は、
一般論的な赤のイメージで答えます。
「いつも元気でリーダー格、何かあるときにはあの人に頼むと頼りになるよね~」とかでしょうか。
また、異性間(恋愛対象としての)で考えてみると
男女間で相手のことを「赤」とみた場合、
それは、潜在的に好意を持っていることを表すことが多いようです。
細かく見ると
女性が男性に対して、
「赤」をイメージした対象は、
「なんかドキドキするわ、お近づきになりたいわ」
「肉食系ね」「恋人になりたい」
男性が女性に対して、「赤」をイメージした場合、
「セクシーだ~~」
ことこの恋愛については、赤はわかりやすい。
赤は「原始的な」意味を持っています。
食欲など~~欲といわれる、生存本能と強くかかわります。
人間が生きているためには基本的に必要なパワーです。
色は多すぎても少なすぎても、バランスを崩し
生きづらくなります。
赤が多すぎると「ストーカー」「セクハラ」になることも
赤が少なすぎると、「引っ込み思案で恋愛できない」など
今回は赤についてのほんの一例でしたが、
機会があれば
他の色の心理効果も紹介したいと思います。
色は個人レベルで意味が変わりますので、
自分固有の色の意味を知りたい方は
オーラソーマのカウンセリングを受けてみると、
見事に自分自身を映してみることができますよ。
オーラソーマの場合、ここで紹介した意味よりももっと深い
その人だけの潜在意識を見ることになります。
怖くないです!
個人的な体験というものを通して、世界で一人だけの「私」をみます。
「私」を見失っている人多いです。
たとえば、赤といってもその人だけの意味があるはず。
オーラソーマにおける色の意味
あなたの心のカギを開ける「キーワード」はたくさんあります。
セラピストが優しくサポートしますので、
気軽にプライベートカウンセリングを受けてみてください。
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