パーソナルカラーの誤解

パーソナルカラーについて

最近特に思うこと、

パーソナルカラーって、枠を決めることって思われているけど、

本当はそれだけではないんだなーー

たとえば、

４シーズンの中の、あなたに似合う色は「スプリング」タイプです。

なので、この色の中から色を使いましょう。

もちろん、それがスタートで、

パーソナルカラー診断というものはそういうものではありますが。

 

 

 

 

そもそも、パーソナルカラーって何かということを理解すると、

「自分の制限を超えるため」という考えにいたります。

 

自分の本来持っている個性を知ること、

それは肌の色、髪の色、瞳の色などの色（カラー＝個性）を

もう一度客観的に観察するところから始まります。

 

自分の目は、鏡を見ているとき以外、自分ではないものを見ています。

その時間の方が断然長いです。

すると他の人のことが気になり、その人のことをうらやましく思ったり、

最近ではネット情報でその動向が気になって、それに同調したり、

自分を見失いがちです。

 

そこで、ハタと

本当は私にはどんな色が似合うのかしらと

パーソナルカラーに関心が高まってきていることは、ありがたいことです。

 

パーソナルカラー診断では、確かに似合う色として

４シーズンのうちのどれが一番良いかを見ていきますが、

それは、自分を振り返り、自分の個性をもう一度再確認する過程でもあります。

 

そしてそれは、思い込みからの解放で、

自分が大きく変わり、また自信を持っていく過程でもあります。

 

この色たちは、コミュニケーション上、

あなたの味方になってくれる色たちですよ。

（人から見たときに明るく、健康的に見える、若々しく見える、トラブルが目立たないなど、たくさんの効用あり）

という意味を持ちますが、

それは「その色以外を使ってはいけません」ということではありません。

 

ましてや、その色を身につけてさえいれば、万全ということでもありません。

 

ウインターの方の場合、サーモンピンクは似合わない

似合わないから、気になるけれどサーモンピンクは絶対避ける、

となると弊害も出てくる場合があります。

 

真面目な人ほど、枠を守ろうとします。

枠があることで安心感を得る人もいます。

 

時々質問で、パーソナルカラーを１６タイプに分けるということもあるようですが、どれが良いのでしょうか？

 

色をどのように分けようとも、

そもそもそれがどういう意味を持つのかを知っていると、

大した違いなどありません。

 

私個人の考えでは、４シーズンで十分だと思っています。

１００人いれば、１００の個性は変わりません。

 

色の世界はもっと自由で

応用してこそ、色の効果を本当に味方につけることができます。

（私が良く言う、「鬼に金棒」説）

そのためのスタート地点を知ることが、パーソナルカラー診断

自分の基地を知ること、

その地点を知らないと、ウロウロしてしまいます。

 

基地があるから安心して、その枠を超えていく意志が芽生えます。

どんな時にその色を使うとよいか、その色を応用させて、

どんな風に自分を魅せるか、

どんな時に自分の心身、直感に従って自分をいたわるか。

 

お風呂以外、裸では生きていけない人間は、色をまといます。

どんな色をまとうのか、それは実に重要なのです。

 

パーソナルカラー（個人の色）を知ることで、

自分の意図をもって自己表現していくことが可能です。

 

パーソナルカラーの中には、赤～紫、ベーシックカラーがあります。

それだけでも、いままでもよりも、ぐんと色の世界が広がるのですが、

そこからどの色を選ぶのか？

色は無限大に近いほどこの世にはあります。

 

パーソナルカラーの基本３０色は基地の色。

そこからどこへ出かけているか

自分の意図次第。

色の心理効果を知ることも、役に立つでしょう。

 

パーソナルカラー、それだけがすべてと思わない。

パーソナルカラーは人によっては、変わる可能性がありますし、

季節、流行、地域によって色の見え方は変わります。

 

四六時中、その色の枠の中にいることは、

知らず知らずストレスになることもあり、

人によっては「トラウマになってしまった」という人すらいるので、

そもそもパーソナルカラーって何？ということがわかっていないと、

それはとても残念なことになってしまいます。

 

昨日、パーソナルカラーリストコースでのモデルさんのお話

最近若い方の間では、ツイッターでのやり取りのなか

パーソナルカラーが話題に上がることが多いそうです。（へえ、そんなんだ～）

スプリングのリップの色がこれだから私、○○のリップ買って使ってる～とか

私は、サマーなので、これ使ってる～とか

 

そこで自分のパーソナルカラーは何かを無性に知りたくなったらしいのです。

 

髪を茶色に染めて、眉も茶色に染めていらっしゃいましたが、

よくよく診断すると、「ウインター」さん。

まつ毛はふさふさ黒々していて、目も黒目がち、肌はピンク系、他様々な要素をみます。

ウインターカラーが内面からのパワーも引き出してくれています。

（いうなれば、オーラが輝く感じ）

 

どんなイメージなりたいかとお聞きすると、「女性らしく、優しい可愛い感じ」

ウインターさんにありがちな、逆憧れ

アレンジの方法もお伝えして、十分に納得していただけた様子。

良かったです。

 

本来の持っている自分の魅力を知りたい方

自分の基地を知りたい方、

パーソナルカラーはとても役に立ちます。

応用編を知りたい方は、ステップアップコースお勧めです。

 

最近よく思うのが、

人って、

「知っている」という制限と、

「知らない」という制限

を持っているなと。

 

それらの制限を超えていくことが、

バランスをとるということの一つなのではないかしら。

 

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