即戦力が企業では求められていると言われているが、その意味が誤解されている・・・という記事が朝日新聞に載っていました。
以下は記事の抜粋要約で、カッコ内は同感!している私の感想です。
新人の人に対して、企業は「即戦力として期待している」というが、
それは、専門的な技術や知識を持っておくことを求められているという誤解がある。
(そのため資格取得流行りなのですが、企業は資格だけを求めているのではありません。)
仕事というのは、集団で結果を出すことで、自分ひとりで抱え込んて失敗したりするのは最低で、回りの協力やアドバイスを仰ぎながら、求められている結果を出すことが一人前の証。
本来、期待されている仕事をその人のレベルに合わせて(新人なら新人らしく)してほしい。まずは先輩や上司、顧客から、話しかけらたら、きちんと大きな声で返事や挨拶をすること。
(これって当たり前のことのように思われがちですが、意外とできていないことが多い)
そして、与えられた仕事を全力で取り組むこと。
(これも当たり前のようだけれど、疲れている、仕事がいっぱいだとか、報酬が少ないなどいろんな言い訳をして、全力とはいえないような仕事ぶりが多い。ただし、本当に疲労していたりして仕事のしすぎは禁物!)
話の通じやすい、同期などで固まらず、先輩との本音のコミュニケーションを大切にすること。
(年齢の近い人、話やすい人といる方が楽なのだけれど、あえてそうではない人とたとえばランチを一緒したり、機会を見つけて話をすることで他では得られない貴重な価値ある話が聞けるものということを体験していない人が多い)
そのような結果から、日々成長していることが周囲にわかってもらえれば、必ず職場の人から受け入れられ、それ相当の努力の結果としての評価が得られるだろう。
(そうです。わかってもらえるまでの日々の心がけが大切なのです)
まだ、仕事に慣れていない人に対して、先輩や上司が最も期待していることは、日々の成長であって、何かを知っているという浅い知識ではありません。
経験をつんでいくことでつく知恵・技量は、1日や2日で得られるものではないことくらいは先輩たちがよく知っています。背伸びをしないで今のレベルにあった仕事を一生懸命誠実にこなすことが最も受け入れられる、期待される企業人としての「即戦力」だということでしょう。
他に、当たり前のことですが、
*時間厳守
*失敗を隠さない(自分の評価が下がることを恐れて報告しないことの方が、信頼
を失ってしまうことをよく肝に銘じておくこと)
*報告、相談、連絡を密に取ること(先輩や上司から先に聞かれるのは恥だという
意識を持つこと)
*常に感謝の気持ちを持つこと(おかげさまで・・・ということば:特定の人でもなくて
よい。万物に対して、謙虚な気持ちを持つことは純粋で美しい魂の持ち主である
と映る)
*ありがとう・申し訳ございませんなど基本的な言葉が素直にすぐに出ること。
*明るい笑顔
他にもいろいろありますが、基本的集団の中での必要不可欠な心構えです。
こういう基本的な姿勢さえあれば、後は時間をかければ必ず目標は達成されるはず!
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