トヨタ自動車の部長級約2200人が、3月末までに自主的に新車を購入することが13日明らかになった。役員も同様に新車購入の取り組みを始めており、新車販売が低迷するなかで、業績悪化を少しでも食い止めようという異例の試みだ。
新車の購入は部長職に相当する基幹職1級と2級、さらに理事の計約2200人が部長会総会を開いて決定した。幹部の多くはすでにトヨタ車を保有しているが、その場合も追加購入や買い替えによって販売増に協力する。購入車種を指定するなどの制限は設けず、あくまでも自主的に購入する形を取る。
今回の取り組みには常務役員以上の経営幹部も賛同し、昨年11月に発売した超小型車「iQ」や小型車「ヴィッツ」などを発注するといった例が増えているという。
昨年末にトヨタが発表した2008年11月の国内販売台数(ダイハツ工業と日野自動車含まず)は前年同月比27.6%減の10万8484台と、同月としては1970年以来、38年ぶりの低水準に落ち込んだ。こうした販売不振を背景に09年3月期の連結営業損益は1500億円の赤字に転落する見通しだが、その後も販売状況に変化がなく、回復時期も不透明なのが実情。
このため販売協力に加え、全社員に危機意識をもってもらう狙いもあるとみられる。
-------------------------------------------------------------------------
この記事はすごく好意的に書かれていますが、営業マンで言う「自爆」じゃないですか?コンプライアンスのうるさい昨今、金融関係の人なら懲戒にあたいするんじゃないでしょうか?
「世界のトヨタ」の部長クラスの人たちなら、もうちょっといいアイデアを出して欲しかったなと思います。
「トヨタでもやっていることだから・・・」とこんな悪しき慣習が、この不景気に拡大しないことを祈ります。
新車の購入は部長職に相当する基幹職1級と2級、さらに理事の計約2200人が部長会総会を開いて決定した。幹部の多くはすでにトヨタ車を保有しているが、その場合も追加購入や買い替えによって販売増に協力する。購入車種を指定するなどの制限は設けず、あくまでも自主的に購入する形を取る。
今回の取り組みには常務役員以上の経営幹部も賛同し、昨年11月に発売した超小型車「iQ」や小型車「ヴィッツ」などを発注するといった例が増えているという。
昨年末にトヨタが発表した2008年11月の国内販売台数(ダイハツ工業と日野自動車含まず)は前年同月比27.6%減の10万8484台と、同月としては1970年以来、38年ぶりの低水準に落ち込んだ。こうした販売不振を背景に09年3月期の連結営業損益は1500億円の赤字に転落する見通しだが、その後も販売状況に変化がなく、回復時期も不透明なのが実情。
このため販売協力に加え、全社員に危機意識をもってもらう狙いもあるとみられる。
-------------------------------------------------------------------------
この記事はすごく好意的に書かれていますが、営業マンで言う「自爆」じゃないですか?コンプライアンスのうるさい昨今、金融関係の人なら懲戒にあたいするんじゃないでしょうか?
「世界のトヨタ」の部長クラスの人たちなら、もうちょっといいアイデアを出して欲しかったなと思います。
「トヨタでもやっていることだから・・・」とこんな悪しき慣習が、この不景気に拡大しないことを祈ります。