イリアーデの言霊

  ★心に浮かぶ想いのピースのひとかけら★

ボス設定は破綻を招く

2013年05月15日 07時46分09秒 | 高橋美由紀

不評ならばそれっきりになるかもという段階のパイロット版だったため、設定が少々異なっている。

読み切りでの篠塚は組織の最高部直属の一構成員でしかなかった。その証拠に一々指示を求め、敵の一味を爆殺に至るまでの反撃も攻撃許可を得て実行した。連載が開始されてからもサポーターを務めるメンバーが現場を確保し、篠塚の行動しやすいように補佐するも彼女の部下という訳ではなかった。「DUTY5:No.4」でNo.7らしき同僚はいたが、この時点まで一構成員のままだった。

ところが、「城南一高」篇の序盤「DUTY7:メッセージ」以降から正式にボス設定を付加され、9つに管轄を分けた1つの頂点に立ち、その管轄で任務に携わる部下達を持つことになり彼らを指揮する立場に変更された。

しかし、彼女自身はボスキャラではないため、ドラマ性の無さもあり物語は破綻してゆく。


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