「ENU」のハンス同様、自身に靡かない男はいないと自惚れる女アサシン。
元々、利益と損害の駆け引きに塗れた外部の暗殺者だけあって、余命幾許も無いドン・バハモンテを早々と見限って不平分子の幹部達に媚び諂うBEVII。幹部の密命を受け来日し別荘へとやって来たが、既にその日の内にDIVはフランツに連絡を取り彼女のダイヤルナンバーを聞き、処刑の準備は整っていたのだった。更には、毒針のBEEの由来である爪に仕込んだ猛毒をDIVに、強力な睡眠薬を慎悟に注入するも手の内を読んでいたDIVは解毒剤を飲み慎悟にも与えていたため、DIV殺害と慎悟の略奪は失敗した。彼女に加担した組織の運び屋達は瞬く間に皆殺しにされ、BEVIIもバルコニーに追いつめられ隠し持っていた拳銃で反撃しようとして掴まっていた左手を切断されて落下し、自身の体内に埋め込まれた爆弾を起爆させたDIVにより爆殺された。
その死後、DIVの無意識下で失われた自我を取り戻そうとする“もう一人のDIV”として、彼女の声がDIVの心の中に響き渡る。
「Mission8:episode6」
(ミステリーボニータ2013年10月号)
慎悟:(泣きも笑いもしない機械のような人間。あいつと同じ感情表現が苦手なんだと、ずっとそう思っていたが……そうじゃない。苦手なんじゃない、こいつは感情が―――――ないんだ。…どうして、どうしてそんな…。)
イーフィ Hi-fi
アリオ Ario
シドライアン Sidryan
クラーリス Claris
殿下 The highness
ドロローザ Dolorsa
スウ(スカーレット)
父:レッド(アルフレッド・ロジャーズ)
母:ジェニー&トリア(ユージェニー・ヴィクトリア・スミス)
フランシス
父:フレド(フレデリック・ジョン・ヘンリー)
母:レベッカ
※グラストン男爵令嬢
シェイフ(シェイフナイ)
父:ドウシャ・アシュハ
母:ヌール
妖精の草(ドワーフ・プランツ)
Plants of dw'arf
アリオに命を与えている稀少な植物。群生植物で夜になると光が灯り、黒い小鬼が葉脈の檻の中で踊る。陽の光に弱く、一つ取るだけで群れ全部が枯れてしまう。
水玉スミレ
polka dots violet
幅広く分布している花。花のエキスを肌に付けるとデオドラント効果がある。シドライアンが愛用。
スリーピング・マリー
Sleeping Marie
食べると神経麻痺を起こすが、適量なら不眠症等の睡眠障害に優れた薬効がある。但し、取扱いが難しい植物であるため、公国の専売植物に指定されている。
ポポン
po-pon flower
朝顔に似ているが、馬鹿デカい。がくから上が直に地面に生えており、成人の人間くらいの大きさ。雄花は開花後に“ポポンっ”と弾けて花粉を飛ばして広範囲にばら撒く。
ノコギリマイマイ
動物が触れると巻いた花びらが弾け飛ぶ。
見よ!このアホ面を。
第1シリーズの最終章、最終回「DUTY32:標的 」で珍しく素直な笑顔を浮かべる篠塚。
作者は不可解な反応だ。愛し合う男と女、思春期の暴走する年頃、歳月を経て理性的な行動が出来るようになったとしても健全な男女が一緒に生活してSEXが皆無だなんてあり得ない!同棲でも法的婚姻でも一緒に暮らす二人はそれだけで夫婦という認識を持つのが自然だし、ましてや第2シリーズの終盤で“シャワーにする?それとも食事にする?”という夫婦の語らいを描いていながら、作者が夫婦だと認識していないなんて不可解だ。
現在『花冠の竜の国 2nd』という愚作が連載されているが、その下敷きに悪用した『フィアリーブルーの伝説』をいつ修正してくれるのか?
第一部までなら何も問題はないが、第二部は大寒期による2つの種族の滅亡の危機を回避すべく南下の民族大移動を行うのに単なる協力ではなく、仲の良い他人から争いがあるとしても一つの種族に統合した家族にするのは必須である。そこにティンタスとエル・カルーの混血は不快だなどという感情が入り込む余地はない。
むしろ、為政者が率先して混血による2つの種族の統合を図るべきであり、幸いにして政略結婚でありながら主人公のティンタス王家のファリオン皇子とエル・カルー王家のエリ・エゼル王女の遺児でエル・カルーの国王アイオン・エル・ファリドとその叔母でティンタスの女王リンは愛し合っているので逆賊を一掃すれば障害は皆無だ。
ところが、アイオンに横槍の恋を抱く義姉アザーリアとの政略結婚を画策し、リンは生前のアイオンの母方の祖父でエル・カルーの先の国王に孫の人生とカルー族の実権を売らせ、ティンタスの奴隷に貶め使役しようと企んだ。
『イーフィの植物図鑑』の「Episode7」
おばか。助けにならない手助けなんてするもんじゃないわよ!インドア男子のくせに。
【君といつまでも】
♪:加山雄三
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
二人を夕闇が包む この窓辺に
明日も素晴らしい幸せが来るだろう
君の瞳は星と輝き
恋する この胸は炎と燃えている
大空染めてゆく
夕陽色あせても
ふたりの心は変わらない
いつまでも
(幸せだな、僕は君といる時が一番幸せなんだ。)
(僕は死ぬまで君を離さないぞ、いいだろ?)
君はそよ風に髪を梳かせて
優しく この僕の褥にしておくれ
今宵も日が暮れて
時は去りゆくとも
二人の想いは変わらない
いつまでも