鬼井江の世界(gooブログ)

原発反対 応援    2019年記述(前ブログより転載)

2019/4/10

「大間原発工事と「あさこハウス」」  つれづれ思うこと
 下北半島・大間の「あさこはうす」小笠原厚子さんたち原発反対運動を応援しています。

 以下、ネットのニュースより
 【 青森県大間原子力発電所の建設の話が持ち上がってから35年。土地買収が進む中、最後まで土地を売らず、原発建設を阻止してきた熊谷あさ子さんがその土地にログハウスを建て、住民票を移したそうです。その後、不慮の事故で突然亡くなり、 娘の小笠原厚子さんが、「あさこはうす」と命名し、自転車で畑仕事に通い。太陽光発電パネルや風力発電設備を設置し、ライフラインがなくても将来移り住めるように整備を進めているそうです。
大間原発を計画している『電源開発』は、あさこさんが土地を売らなかったために、原子炉施設の建設予定地を変更せざるをえなくなり、工事の計画が大幅にずれ込みました。
 そして、3月11日の福島原発の事故が起き、今建設工事が中止になっています。】

 大間原発建設計画段階から反対していた「小笠原厚子さんの母」は、数年前にお亡くなりになったが、その精神は子どもに引き継がれ、現在に至っている。
 35年以上前からの「原発建設反対運動」。その精神の親子における継続は、すごいと言える。大間町にあって、原発反対運動を続けることは、おそらく多くの町民を敵にまわすことになっただろう。「村八分」「いやがらせ」「脅し」など、いろいろなことがあったようだ。(現在もあるかも?)
 大間町は原発賛成の町だ。町を上げて「原発反対運動」をつぶしにかかってきた歴史があるに違いない。
 そういう状況にもかかわらず、「小笠原」母子たちは奮闘してきたのだ。

 彼女たちの運動の成果として、大間原発の建設はかなり遅れ、現在に至っても発電はしていない。むしろ、原発稼働反対を支持する国民は全国的に増えている。多くのアンケートにおいて、7割の国民は「原発反対」になった。
 電力会社一派は原発を稼働させたくて仕方がないのだが・・・、「廃炉原発」が増えていっている。
 ほんの一握りだった「原発反対者たち」の運動が、多くの人たちを共感させ、その精神が受け継がれていくパターン。このパターンに拍手を送りたい。
 10年以上前から、小笠原さん母子を(私なりに)応援してきている。
 
 もうすぐ大間原発は稼働を始めるかもしれないが、それでも反対運動は続けていきたい。

 大間原発の30キロ圏内に入る函館市。市民の多くも反対運動を支持している。裁判に持ち込んでいる案件もある。しかし、裁判所は「政府が喜ぶ判決」を出すことが多い。特に上級審においては。

 自民党政権に、多くの裁判官も「忖度」するのだろうか?
 「そんなことはしないだろう」と信じたいのだが・・・さて???

 大間原発は永遠に稼働してほしくない。そのために、私は私なりにできることをします。
 小笠原さんや函館市民のみなさん、「大間原発稼働反対!」運動、がんばってください!

 (遠くからですが)堺からも応援しています! 
 
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