2019/3/28
「心に沁みる灯台2基」 つれづれ思うこと
70年以上生きてきた者にとって、残りの人生の方が短い。この6月には、71歳になる。
脳梗塞が突然発症することを経験しているので、「その日」の訪れが突然やってくるかもしれないと、覚悟はしている。
そんな私の心に、時々浮かんでくる灯台は2基。
神威岬灯台(北海道・積丹町)と大瀬埼灯台(長崎県・福江島)。
神威岬(かむいみさき)灯台は「灯台50選」に入っていない。しかし、私にとっては、心に沁みる灯台の一つである。もう3度もこの灯台を訪れている。
そして、福江島の大瀬埼(おおせざき)灯台も心に沁みる。ここは2度の訪問だが、灯台の写真を壁に貼り、毎日眺めている。
わが人生の心の灯台2基。
灯台は心を奮い立たせてくれる。また、ある時は慰めてくれる。
灯台よ、ありがとう
大瀬埼灯台の写真(下の写真は、灯台が薄くて見えにくいが、私には見えているのですよ)
脳梗塞が突然発症することを経験しているので、「その日」の訪れが突然やってくるかもしれないと、覚悟はしている。
そんな私の心に、時々浮かんでくる灯台は2基。
神威岬灯台(北海道・積丹町)と大瀬埼灯台(長崎県・福江島)。
神威岬(かむいみさき)灯台は「灯台50選」に入っていない。しかし、私にとっては、心に沁みる灯台の一つである。もう3度もこの灯台を訪れている。
そして、福江島の大瀬埼(おおせざき)灯台も心に沁みる。ここは2度の訪問だが、灯台の写真を壁に貼り、毎日眺めている。
わが人生の心の灯台2基。
灯台は心を奮い立たせてくれる。また、ある時は慰めてくれる。
灯台よ、ありがとう
大瀬埼灯台の写真(下の写真は、灯台が薄くて見えにくいが、私には見えているのですよ)
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2019/3/20
「洋式灯台点灯150年」 つれづれ思うこと
遺跡巡りで、いつもお世話になっている方が、以下の情報を知らせてくれた。
【 本年は、日本で最初に洋式灯台が点灯された明治2年から150年です。日本の最初の洋式灯台は、観音埼灯台(神奈川 三浦半島)です。】
という内容であった。「そうだったのか…」と、歴史的なことに疎い私には、勉強になった。
太平洋から進入する船にとって、東京湾の入り口に立っている観音埼灯台は重要な目印=灯台(海のみちしるべ)であっただろう。夜間、船長たちは光を見ると安心したにちがいない。
幕末に外国と結んだ条約(江戸条約)によって設置され、点灯は明治2年(1869年)11月1日であった。この日が、灯台記念日(灯台の日)=11月1日になったそうである。
江戸(東京)へ向かう船にとって、房総半島南端部も、三浦半島同様に東京湾への進入において、最重要拠点(みちしるべ)になる。
房総半島南端部に設置された西洋式灯台は、野島埼灯台(千葉県)である。
江戸条約によって、設置された西洋式灯台は、これら2基の灯台以外に6基ある。
佐多岬灯台(鹿児島県)
伊王島灯台(長崎県)
潮岬灯台(和歌山県)
樫野埼灯台(和歌山県・紀伊大島)
神子元島灯台(静岡県・下田市)
剱埼灯台(神奈川県・三浦市)
以上合計8基の灯台のうち、訪れたことのある灯台は3基である。
佐多岬灯台・潮岬灯台・樫野埼(かしのざき)灯台である。ただし、佐多岬灯台には許可を得た人しか近づけない島に設置されている。灯台関係者だけがチャーター船で上陸しているようだ。島への連絡船のようなものはなく、大隅半島先端部から眺めることができるだけである。(種子島行きフェリ一で、船上から灯台は眺めることはできるが、上陸はできない。)
また、樫野埼灯台は、昔は船でしか渡れなかった紀伊大島に設置されている。現在は紀伊大島と串本は橋でつながっており、比較的楽に行くことができる。私は車で橋を渡り行ってきた。
灯台は不便な位置に設置されてことが多い。江戸条約で、設置された「日本初の洋式灯台8基」すべてを訪れてみたい気もするが、たぶん無理でしょう…。
日本の灯台50選というデータがある。魅力的な灯台50基を選んだものだ。
以下、参考に掲げておきます。
北海道 (8)
●稚内灯台(北海道稚内市)
宗谷岬灯台(北海道稚内市)
知床岬灯台(北海道斜里町)
納沙布岬灯台(北海道根室市)
花咲灯台(北海道根室市)
落石岬灯台(北海道根室市)
●襟裳岬灯台(北海道えりも町)
●チキウ岬灯台(北海道室蘭市)
●恵山岬灯台(北海道函館市)
東北地方 (9)
尻屋埼灯台(青森県東通村)
●大間埼灯台(青森県大間町)
龍飛埼灯台(青森県外ヶ浜町)
鮫角灯台(青森県八戸市)
入道埼灯台(秋田県男鹿市)
陸中黒埼灯台(岩手県普代村)
魹ヶ埼灯台(岩手県宮古市)
金華山灯台(宮城県石巻市)
塩屋埼灯台(福島県いわき市)
関東地方 (3)
●犬吠埼灯台(千葉県銚子市)
野島埼灯台(千葉県南房総市)
観音埼灯台(神奈川県横須賀市)
中部地方(北陸側) (3)
姫埼灯台(新潟県佐渡市)
●禄剛埼灯台(石川県珠洲市)
大野灯台(石川県金沢市)
中部地方(東海側) (8)
●石廊埼灯台(静岡県南伊豆町)
神子元島灯台(静岡県下田市)
御前埼灯台(静岡県御前崎市)
●伊良湖岬灯台(愛知県田原市)
神島灯台(三重県鳥羽市)
菅島灯台(三重県鳥羽市)
●安乗埼灯台(三重県志摩市)
●大王埼灯台(三重県志摩市)
近畿地方 (2)
●潮岬灯台(和歌山県串本町)
●経ヶ岬灯台(京都府京丹後市)
中国地方 (4)
●美保関灯台(島根県松江市)
●出雲日御碕灯台(島根県出雲市)
高根島灯台(広島県尾道市)
角島灯台(山口県下関市)
四国 (4)
男木島灯台(香川県高松市)
●室戸岬灯台(高知県室戸市)
●足摺岬灯台(高知県土佐清水市)
佐田岬灯台(愛媛県伊方町)
九州・沖縄 (8)
部埼灯台(福岡県北九州市)
白州灯台(福岡県北九州市)
水ノ子島灯台(大分県佐伯市)
●大瀬埼灯台(長崎県五島市)
女島灯台(長崎県五島市)
●都井岬灯台(宮崎県串間市)
●佐多岬灯台(鹿児島県南大隅町)
●平安名埼灯台(沖縄県宮古島市)
以上、「日本の灯台50選」の中で、●印のある灯台21基は訪問したところです。若いころに訪れた灯台も含めています。最近では、犬吠埼灯台へ行ってきました。
残り少なくなってきた人生。50選のうち、まだ21基しか訪れていません。年金収入という予算生活をする身として、なかなか灯台巡りの予算を生み出すことは難しいですね。
節約生活をする中で、機会あれば「残り29基の灯台」を一つでも訪れてみたいと願っています。
高校時代の友人H君は、灯台巡りが私以上に好きですね。残りの人生、少しでも多く「未知の灯台」を訪れて、一生を終えたいと思っています。
遺跡巡り・灯台巡り・絶壁巡り・・・と、楽しみがたくさんある老後です。
お金は十分にはありません・・・(悲)
【 本年は、日本で最初に洋式灯台が点灯された明治2年から150年です。日本の最初の洋式灯台は、観音埼灯台(神奈川 三浦半島)です。】
という内容であった。「そうだったのか…」と、歴史的なことに疎い私には、勉強になった。
太平洋から進入する船にとって、東京湾の入り口に立っている観音埼灯台は重要な目印=灯台(海のみちしるべ)であっただろう。夜間、船長たちは光を見ると安心したにちがいない。
幕末に外国と結んだ条約(江戸条約)によって設置され、点灯は明治2年(1869年)11月1日であった。この日が、灯台記念日(灯台の日)=11月1日になったそうである。
江戸(東京)へ向かう船にとって、房総半島南端部も、三浦半島同様に東京湾への進入において、最重要拠点(みちしるべ)になる。
房総半島南端部に設置された西洋式灯台は、野島埼灯台(千葉県)である。
江戸条約によって、設置された西洋式灯台は、これら2基の灯台以外に6基ある。
佐多岬灯台(鹿児島県)
伊王島灯台(長崎県)
潮岬灯台(和歌山県)
樫野埼灯台(和歌山県・紀伊大島)
神子元島灯台(静岡県・下田市)
剱埼灯台(神奈川県・三浦市)
以上合計8基の灯台のうち、訪れたことのある灯台は3基である。
佐多岬灯台・潮岬灯台・樫野埼(かしのざき)灯台である。ただし、佐多岬灯台には許可を得た人しか近づけない島に設置されている。灯台関係者だけがチャーター船で上陸しているようだ。島への連絡船のようなものはなく、大隅半島先端部から眺めることができるだけである。(種子島行きフェリ一で、船上から灯台は眺めることはできるが、上陸はできない。)
また、樫野埼灯台は、昔は船でしか渡れなかった紀伊大島に設置されている。現在は紀伊大島と串本は橋でつながっており、比較的楽に行くことができる。私は車で橋を渡り行ってきた。
灯台は不便な位置に設置されてことが多い。江戸条約で、設置された「日本初の洋式灯台8基」すべてを訪れてみたい気もするが、たぶん無理でしょう…。
日本の灯台50選というデータがある。魅力的な灯台50基を選んだものだ。
以下、参考に掲げておきます。
北海道 (8)
●稚内灯台(北海道稚内市)
宗谷岬灯台(北海道稚内市)
知床岬灯台(北海道斜里町)
納沙布岬灯台(北海道根室市)
花咲灯台(北海道根室市)
落石岬灯台(北海道根室市)
●襟裳岬灯台(北海道えりも町)
●チキウ岬灯台(北海道室蘭市)
●恵山岬灯台(北海道函館市)
東北地方 (9)
尻屋埼灯台(青森県東通村)
●大間埼灯台(青森県大間町)
龍飛埼灯台(青森県外ヶ浜町)
鮫角灯台(青森県八戸市)
入道埼灯台(秋田県男鹿市)
陸中黒埼灯台(岩手県普代村)
魹ヶ埼灯台(岩手県宮古市)
金華山灯台(宮城県石巻市)
塩屋埼灯台(福島県いわき市)
関東地方 (3)
●犬吠埼灯台(千葉県銚子市)
野島埼灯台(千葉県南房総市)
観音埼灯台(神奈川県横須賀市)
中部地方(北陸側) (3)
姫埼灯台(新潟県佐渡市)
●禄剛埼灯台(石川県珠洲市)
大野灯台(石川県金沢市)
中部地方(東海側) (8)
●石廊埼灯台(静岡県南伊豆町)
神子元島灯台(静岡県下田市)
御前埼灯台(静岡県御前崎市)
●伊良湖岬灯台(愛知県田原市)
神島灯台(三重県鳥羽市)
菅島灯台(三重県鳥羽市)
●安乗埼灯台(三重県志摩市)
●大王埼灯台(三重県志摩市)
近畿地方 (2)
●潮岬灯台(和歌山県串本町)
●経ヶ岬灯台(京都府京丹後市)
中国地方 (4)
●美保関灯台(島根県松江市)
●出雲日御碕灯台(島根県出雲市)
高根島灯台(広島県尾道市)
角島灯台(山口県下関市)
四国 (4)
男木島灯台(香川県高松市)
●室戸岬灯台(高知県室戸市)
●足摺岬灯台(高知県土佐清水市)
佐田岬灯台(愛媛県伊方町)
九州・沖縄 (8)
部埼灯台(福岡県北九州市)
白州灯台(福岡県北九州市)
水ノ子島灯台(大分県佐伯市)
●大瀬埼灯台(長崎県五島市)
女島灯台(長崎県五島市)
●都井岬灯台(宮崎県串間市)
●佐多岬灯台(鹿児島県南大隅町)
●平安名埼灯台(沖縄県宮古島市)
以上、「日本の灯台50選」の中で、●印のある灯台21基は訪問したところです。若いころに訪れた灯台も含めています。最近では、犬吠埼灯台へ行ってきました。
残り少なくなってきた人生。50選のうち、まだ21基しか訪れていません。年金収入という予算生活をする身として、なかなか灯台巡りの予算を生み出すことは難しいですね。
節約生活をする中で、機会あれば「残り29基の灯台」を一つでも訪れてみたいと願っています。
高校時代の友人H君は、灯台巡りが私以上に好きですね。残りの人生、少しでも多く「未知の灯台」を訪れて、一生を終えたいと思っています。
遺跡巡り・灯台巡り・絶壁巡り・・・と、楽しみがたくさんある老後です。
お金は十分にはありません・・・(悲)