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鬼井江の世界(gooブログ)

「退職後10年」・「邪馬台国は日本海側に?」他 2018年記述(前ブログより転載)

2018/4/8
「退職後10年が過ぎた。」  つれづれ思うこと
 退職して、10年が過ぎた。6月になれば70歳を迎える。
 今日は、退職後十年間を(財と旅を中心に)振り返ってみたい。
 松尾芭蕉は、人生は旅のようなものだと書いている。私もそう思って「旅」を愛し、旅を楽しんで生活してきた。
 人生における大切な要素として「徳・健・財」を教わった。退職後は特に「財」に関して注意して生活してきた。「財」における大切な精神は、「予算生活をすること」である。
 簡単なようで難しいものを含んでいる。
 年金という限られた収入や貯金(旅行費用として支出可能な額の)範囲内で、「旅」を楽しむ生活をしなければ、「予算生活」は破綻することになる。
 退職後の人生(高齢者として生きていく人生)において、「健」と「財」はリアルに迫ってくる。 「健」については、今回は触れない。(脳梗塞の再発が起こらないように気を付けている。その実行あるのみ。)
 
 「財=予算生活をする」について。
 退職後、晴耕雨読の生活をメインに過ごしてきた。友人のおかげで畑をお借りでき、10年畑を続けることができている。感謝、感謝。
 畑・旅行・ボランティア活動が、退職後の生活の重要な要素。
 文才のなさゆえに、「小説を書く」という行為は「ブログを書き続ける」段階にしか達していない・・・。つまり、「創作活動」は実現できていない。たぶん、「小説を書く」は、未完のままで人生を閉じることになるのだろう。
 
 畑10年・旅行10年・ボランティア活動4年。退職後の生活は、私なりに楽しむことができた。
 脳梗塞の発症で、入院生活をした時は、「これからどうなるのだろう…」と不安な気持ちになったものだが、退院後の生活は元気である。感謝。
 元気に歩けているので、「歩き旅」も楽しむことができている。
 
 退職後の年金生活を続ける身において、死ぬ日が決まっておれば、その日までの年月を計算したうえで、貯金を使っていけばいいのだが、「いつ死ぬかわからない」のが人生だ。だから、年金や貯金をどう使っていくかは悩ましい問題である。
 団塊の世代の多くは、「子どもたちに迷惑はかけたくない」と考えている人が多い。私もそう考えている一人である。特にお金の面で子どもに迷惑はかけないようにと考えて、貯金を切り崩しつつやりくりしている。そういう人が多いようだ。
 死ぬまでにかかる費用はいろいろ考えられる。病院代・介護費用代・介護施設利用代・葬式代など、利用する場合を一応予想して「それなりの貯金」を残しておかなければならない。
 一般に、人間が死ぬ日までにかかる費用は、(人それぞれだが・・・)結構かかるようだ。特に入院期間が長かったり、介護施設利用期間が長かったりすると、高額になるようだ。
 
 子どもに経済的負担をかけないように死んでいくことは、現代において「親としてのマナー」になってきたようだ。
 私もその「マナー」は実行したい。(そうは思っていても、迷惑をかけることになるかもしれないが・・・。人間、どうなるかわからない。)ただ、そういう気持ちで「予算生活」していくことは大切だと言える。
 
 「財=予算生活をする」ということには、重要なものが含まれているのだ。
 
 以上の点を踏まえて、今後とも可能な限り「人生=旅」を楽しんでいきたい。
 
 年金収入と貯金残額を考えたうえで、「旅」に使える額は多くはないが、私なりに工夫し旅行を楽しんでいる。
 数多く旅行するためには、①交通費の節約 ②宿泊費の節約 がポイントになる。
 
 松尾芭蕉は歩き旅が基本であった。現在、「歩き旅」が安価であるかどうかは何とも言えない。旅の目的にもよるが、「歩き旅」は「宿泊費」がかかってしまう。単に遠くへ行くことが目的なら、現代なら格安航空(=LCC)利用が最も安あがりである。
 
 この10年、格安航空利用機会は多かった。沖縄や北海道へ行くときには、ピーチやジェットスターの利用が多かった。格安チケットのセールがあるときには、できる限り購入にチャレンジした。ものの1分ほどで売り切れになってしまうチケット。買えた時はうれしかった。関空から那覇まで片道2000円ほどで買えた時もあった。普段は7000円ぐらいで売っているチケット。
 交通費を節約して旅行を楽しんでいる者にとって、格安航空会社はありがたい存在である。今後とも、格安航空会社利用は多くなるだろう。航空路も増加傾向にある。ピーチはこの夏から関空・釧路便が飛ぶ。楽しみである。
 LCC(格安航空)はどんどん増えていくことであろう。関空では4割近くがLCC便になってきた。
 そして、JRでは、「青春18切符」利用で旅行を楽しんでいる。東海道53次歩き旅では、ずいぶんと利用したものである。「江戸・日本橋」に到着(京都スタートの東海道53次歩き旅を終了した)後、JR東京駅発午後1時ごろの列車に乗り、青春18切符利用で帰宅したのも「人生の思い出」になっている。車窓から見える川や橋が目に入ると、「あの橋を歩いて渡ったなあ!」との思いがこみあげてきた。
 青春18切符はありがたい切符である。年金生活で、交通費を節約する者の味方になってくれている。お急ぎの方は、新幹線利用で。
 
 先日はボランティア仲間とともに、「青春18切符」利用で岡山県吉備路を歩いてきた。6人グループだったが、吉備路を15kmほど歩いて、日帰りしたのだった。交通費は往復で一人2370円だった。安い、安い。みんなもびっくりしていた。
 
 大勢の方も利用しているようだ。この日、なんと20人ほどの団体が青春18切符を利用していたらしい。若者以外に高齢者の利用が多いようだ。
 
 LCCや青春18切符などの利用で、今後とも旅を楽しんでいきたい。
 さて、何歳まで旅ができるのであろうか…。
 
 旅に生き、旅に死す。
 
 人生、それでいい。
 
 
 
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タグ: 人生は旅 予算生活
 
投稿者: 鬼井江
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2018/4/5
「川内原発(鹿児島県)放射能漏れ」  つれづれ思うこと
 各地の原発はそれなりに老朽化してきているので、原発事故発生率が増えてきているに違いない。配管がさびてきていたり、穴が開いていたり…。小さな事故のように報道されるが、原発事故に関しては、「隠したり、矮小化したりしないで」正しく公表しないと取り返しがつかなくなるだろう。
 福島原発の真実は全部は公表されていない気がする。
 防衛省・厚労省・文科省など・・・とにかく「国民に知らせると都合の悪いこと」は「ありません」「処分しました」「改ざんした資料を提出する」などの状況になっている。
 
 このままだと、自衛隊も文民統制が取れなくなり、「戦前の状況に」なっていくのかもしれない。軍部の暴走で、国会によるコントロールを失い、軍国主義化していった状況になってほしくない。
 
 このまま自公政権が続くようなら、そういうことになっていくかもしれない。
 
 自公政権による政治(特に原発行政や防衛行政など)はあまりにもひどい状況になってしまった。
 それにしても、残念なのは、公明党が「大臣の椅子一つにこだわって」自民党政権補完政党のままでいることだ。もうそろそろ自民党政権とははっきりと反発してほしいものだ。
 
 こんな状況にもかかわらず、自民党に票を入れる人が多いなら、「戦前の日本」に戻っていくのだろう。
 「大本営発表」のニュースばかり流されるのだろう…。
 
 次の選挙で、若者たちはしっかり考えて一票を投じてほしい。
 我々「団塊の世代」の大部分は「安倍政権反対」の投票行動をとっている。
 
 
 
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タグ: 原発事故
 
投稿者: 鬼井江
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2018/3/31
「玄海原発 再稼働したら、7日目で停止」  つれづれ思うこと
 玄海原発、再稼働したら、7日目で停止する状態に。
 安全第一の原発なのに、「再稼働せよ、再稼働せよ」との経済性重視ゆえに、不具合発生。
 町民も「原発はいらない。おそろしいよ」と本音を語っていた。
 
 「原発立地自治体住民は補助金により豊かな生活が保障される」なんて、ウソ!
 原発立地自治体にはハコモノ施設の立派なものが造られて、一見良さそうに見えるが・・・。実態は、その施設運営維持費用が負担になって、住民を豊かにしていないらしい。
 原発立地自治体の「完成後は経済的に大変なのだ」ということを、(その真実を)知らせるべきである。もう隠して住民をだますことだけはやめてほしい。
 住民にとって都合の悪いデータ(真実)も、きちんと公表する自治体であってほしい。
 
 「もう原発はいらない!」
 
 そう叫ぶ住民たちの心をしっかりつかんで、地方行政もやってほしい。
 
 あまりにも「原発」のデータ・真実は隠されてきている気がする。
 
 公文書の記載があっちでもこっちでも(各地方自治体においても)改ざん・隠蔽・黒塗りされているのでは……。
 そういう疑問を抱くのは、私一人だけではないだろう。 5
 
 
   
タグ: 原発再稼働反対
 
投稿者: 鬼井江
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2018/3/25
「原発輸出反対!」  つれづれ思うこと
 安倍政権よ、原発輸出はやめてくれ!
 若者たちが日本の未来の中核となって税金を納める時代に、「原発事故」が輸出した国で発生した場合、その補償は原発製造企業だけにとどまらず、日本政府(つまり我々の税金)も負うという条件を付けての原発輸出内容だ。
 安倍政権のやっていることは、未来を暗くする。若者たち(今後多額の税金を納める世代)が納めた税金は、外国へ垂れ流しされて、損をするのは若者たちだ。
 団塊の世代の私たち(多額の税金を納める時代は終えている世代)には、今のところ大きなマイナスの影響はないかもしれないが、若い人たちは社会の中核となるにつれて、これから多額の税金を納める時代になっていく。
 
 税金が原発を輸出した国へ(原発事故が起これば)垂れ流しされていくのが見えてくる。国家がこんな「物騒なもの」を輸出推進するのはやめてくれ! 
 
 原発事故の補償は日本国内だけでも超巨額。延々と補償がつづけられていて、終了の日は見えてこない。原発事故の補償において、国民は全員何らかの税金を負担している。
 
 こんな現実があるのに、安倍政権は「原発輸出」において、政府補償をすることで、「甘い条件」を付けて外国へ売ろうとしているのだ。
 
 原発安全神話は崩れたのだ。
 
 政府あげての「原発輸出推進」はやめてくれ!
 
 どうしても輸出したいなら「民間だけで」やってくれ! これ以上国民の税金を原発事故補償財源に使うな!
 安倍政権が、「原発を売りに行く」と、ろくでもない話になっている。
 
 安倍政権が、若者たちの未来を暗くしていることに、早く気付いてほしい。
 
 若者たちよ、次の選挙では、安倍政治を終わらせましょう!
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タグ: 原発事故の賠償に税金
 
投稿者: 鬼井江
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2018/3/21
「こんな事態にもかかわらず、安倍政権を支持する人たちがいるのか⁉」  つれづれ思うこと
 「私や妻がかかわっていたら首相も議員もやめる」という内容の発言をしてから、官僚たち役人による「決裁文書の改ざん」がスタートしたらしいと報じられている。
 27日に佐川元長官が国会で証言するようだが、ほんとうのことを語るかどうかはわからない。とにかく「ウソ・ごまかし」を言い続けてきた人だから、ウソ・ごまかしを言い続けるか、「はっきり覚えておりません」と発言するような気がする。
 
 私は、佐川氏の証言に期待していないが、多くの「国民の判断」に期待している。
 直近の各マスコミの世論調査において、安倍政権支持率は30%台になっている。「まだ約3割の人々が安倍政権を支持しているのか・・・」と唖然とする。
 特に若い世代の層が安倍政権を支持している。高齢者層はほとんど支持していない。今の若い人たちの「安倍政権を支持する気持ち」が、さっぱりわからない。若い人たちは、どういう感覚で政治を見ているのだろうか? 
 若い人たちは、これほどの「民主主義の崩壊」が起こっているのに、平気でいられるのだろうか?
 
 安倍政権が崩壊するのは時間の問題であろう。若者たちが「民主主義の危機」状態をもたらした安倍政権の実体をしっかり把握するようになれば、(今後の選挙結果に)希望が持てるだろう。
 若者たちよ、安倍政権があなたたちの未来に不幸や苦しみをもたらす政治ばかりしていることに早く気付いてほしい。
 
 去年ごろから、安倍政権政治はかなりおかしな方向へ向かっている。
 防衛省での記載内容隠蔽問題。財務省の公文書書き換え問題。果ては文科省における教育現場への圧力問題。さらにどういう問題が表面化するのか…?
 すべて「民主主義の崩壊へ」向かっている動きだ。
 安倍政治を正す運動・集会・デモにも参加していこうと思っている。
 安倍政治はあまりにも悪い! 自民党議員の質、悪すぎる人が多くなったものだ! 
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タグ: 安倍政権終わりの始まり
 
投稿者: 鬼井江
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2018/1/4
「邪馬台国は日本海側にあったのかも?」  つれづれ思うこと
 調べることはおもしろい。
 最近関心のあることは、「邪馬台国はどこにあったのか?」に関する説について。
 近年、古事記や日本書紀の記述内容に基づいた従来の考え方に疑問を呈している書物が増えている。科学的に歴史を見直す動きである。古代の木の年輪を分析して、どういう気候であったかを論証したりする点は、説得力が感じられ、興味深い。発掘された土器・武器はいつの時代のものかという測定なども、科学的測定法で詳しい年代がわかるようになってきた。
 今まで「真実だ」と思い込んでいたものが、「それは単なる一つの説であって、真実は別にある」ということが、いろいろ証明され始めている。
 そういう内容の書物を読むのは、楽しい。
 
 もちろん、その科学的方法で証明されたことが「真実」ではなかった、ということもあるだろう。「真実」は人によって違ってくるようだ。
 
 邪馬台国九州説を信じている人がいる一方で、邪馬台国畿内説を信じている人もいる。
 日本の皇室(および宮内庁など)は、日本書紀に基づく「邪馬台国畿内説」を支持しているようだ。「大和朝廷によって日本国を統一した」という考え方・歴史に整合性を持たせるために、昔からその考え方を支持する学者たちを重用してきたのだろう。
 
 邪馬台国はどこにあったのか?
 
 私は「日本海沿岸地方にあったに違いない」と推測し始めている。そう信じ始めている。ただ、確たる根拠はない。しかし、そう考える学者の書物を読むと、「なるほど! そうに違いない!」と、その学者を応援したくなるのだ。
 
 邪馬台国の女王「卑弥呼」はシャーマン(占い師)である。何を占う必要があったのか? 
 この時代、シャーマンの最大の役割は「安全航海」を占うことであったに違いない。だから、九州にしろ、機内にしろ、海に面していない地域においては、「シャーマンの価値」に低い。
 九州北部は海に面しているが、「魏志倭人伝」に書かれている場所とはかなり違っている。
 畿内説においては、現在の奈良県のようだが、奈良県には海はない。邪馬台国が今の奈良県にあったとは、私は信じない。
 
 というように、あれこれ考えるのは、楽しい。
 
 考古学に関しては、まったくの素人だが、あれこれ考えることは楽しい。
 今のところ、『邪馬台国は丹後半島近辺にあっただろう』と推定している。何の証拠も発掘そのものもされていないが…。
 ただ、間人(たいざ)が聖徳太子の母の出身地であるという点が、気になっている次第。
 日本海に面した「間人」という地に3世紀ごろ、豪族がいたのかもしれない。岡山県の吉備地方にも3世紀ごろ、強大な豪族がいたように。
 出雲地方・(日本海と川でつながっていた)吉備地方・丹後(間人も含めて)地方などにシャーマンを要した「地方国家」があったのだろう。
 地方国家の一つが、「邪馬台国」として、魏志倭人伝に書かれているのだろう。
 
 こういうことに関心のある人と話すことが楽しくなってきました。教えてもらう時も、もちろん楽しい。
 
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投稿者: 鬼井江
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2017/12/16
「原発運転差し止め・広島高裁判決に拍手」  つれづれ思うこと
 原発反対の人々にとって、たいへん心強い判決が高裁で出された。これはすごいことだ。「原子力ムラ」一派の人々にとっては、「想定外」だったはず。とにかく、高裁や最高裁での判決はすべて「政権にとって思い通り」の判決ばかり出されてきたからだ。
 広島高裁の裁判長が定年間近だったとはいえ、政府にとって、「想定外の判決」だった事実は歴史に残るであろう。
 たった一回で終わることになるにせよ、高等裁判所の判決として、「政府に逆らう判決を出した裁判官がいた」という事実は、反対運動をしている人々や多くの国民(約7割の人々が原発反対というデータあり)にとって、「希望の光」だと言えるだろう。
 今後最高裁まで行くことになるだろうが、最高裁においても、政府にとって「想定外の判決」が出される可能性が、ゼロとは言えない。(楽観的かもしれないが・・・)最高裁においても、政府に都合の悪い判決が出される可能性が1%ぐらいあるかもしれない。そういう気持ちになった(先日の)広島高裁判決でした。
 
 友人の阿乱怒論さんのブログ『還暦過ぎの阿乱怒論』を読んで、「同感だ!」と思うことが多い私。阿乱怒論さんのブログは参考になりますよ。まだブログを読まれていない方にはお勧めします。
 阿乱怒論さんと一緒に数回、関電本社前での「原発反対集会」に参加したことがあった。最近は原発反対集会に一緒に参加する機会はなくなってきましたが…。原発反対の思いはお互い変わっていないと思います。
 以下、阿乱怒論さんの意見を紹介したい。
 
 友人の阿乱怒論さんのブログ(の一部)より転載。
 
【 下級審では住民寄りの判決が出ても高裁、最高裁と上級審に行くにしたがって政府・行政寄りの判決に覆されるのが常のわが国の司法ですが、上級審としては初めて広島高裁で「伊方原発運転差し止め」が認められました。
 勇気ある良心的な決定を下した裁判官には敬意を表したいものですが、残念に思うのは定年を一週間後に控えた裁判官だから下せた判断なのではないかということです。 】
 
 
 以上。阿乱怒論さんは「残念な思い」も書かれていますが、私は「希望」を感じています。
 とにかく、「伊方原発の再稼働」を止めたことは事実で、約1年間以上は再稼働できないはず。そして、「伊方原発すべて廃炉へ」という運動が盛り上がっていくことでしょう。その運動のエネルギーにもなった判決と言えるでしょう。
 
 何回かこのブログで取り上げてきている青森県の「大間原発」は未完成のままで、完成には至っていません。永遠に未完成であり続けてほしいと願っています。
 大間原発反対運動で頑張っておられる皆さんにとっても、今回の判決は「反対運動のエネルギー」となっていると信じています。
 
 今後とも、自公政権や政府に都合のいい判決ではなく、国民の願いに沿った裁判結果が出るように、私なりに頑張りたい。
 
 法曹界で活躍中の教え子たちよ、国民のためにがんばってください。期待しています。
 
 
 
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タグ: 原発反対
 
投稿者: 鬼井江
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2017/11/16
「認知症高齢者の増加・続き」  つれづれ思うこと
 国立社会保障・人口問題研究所の出しているデータによると、「2035年には65歳以上の高齢者の3人に1人が一人暮らしになる」と予測されている。
 この方向に向かって、現在進行中ということである。時代の経過に伴って、認知症高齢者も増加していくことになる。
 私は69歳であるが、私や妻の知り合いの方々やご近所の方々においても、「一人暮らしの高齢者」が増えている。やはり、女性の一人暮らしが多い。すでに配偶者の男性はお亡くなりになり、残された方が女性というケースが多い。逆の方もおられるが、少ない。平均寿命のデータから考えて、そうなるのであろう。
 住生活コンサルタント・大久保恭子さんの意見によると、「老化第2段階」に踏みとどまることの大切さを主張されている。(以下、大久保恭子さんの意見より)
 
 老化第1段階(65歳~74歳)=老化は始まっているが、多くの人が健康寿命を保っており、日常生活に支障はない段階。
 
 老化第2段階(75歳~84歳)=身体機能の低下が一段と進み、自宅では暮らせるものの、できないことが増え、生活は縮小する段階。
 
 老化第3段階(85歳~   )=ひとりでは外出できなくなり、認知症も増える。生きるために最低限必要な食事、排泄、入浴ができなくなれば、多くの場合一人暮らしは断念、ということになる段階。
 
 この老化に関する大久保さんの区分は概ね当たっているであろう。75歳~84歳の方々が年齢的には「老化第2段階」に該当する。私はまだ「老化第1段階」にあるのだが、骨折などすると、この段階の生活を維持できるかどうかはわからない。
 男性の平均健康寿命は72歳であるから、あと3年もすれば、平均健康寿命に達してしまう。「平均」だから、ある程度参考にし、その年齢を覚悟して過ごさなければならない。安心はできない。
 85歳を超えると、「認知症」を抱える人が増えてくるのだが、70代から始まっている人もいる。安心はできない。特に私のように、脳梗塞を経験している者は「脳の血管が原因の認知症」に気を付ける必要がある。脳の血管の病気は突然発症するので、恐ろしい。一応覚悟はしているつもりだが、私は弱い人間だから、どうなるものやら・・・。妻や子どもたちに迷惑をかけることになるが、その程度が少ないようにと願っている。
 
 同級生だった友人(その配偶者など)や一緒に働いたことのある人が「永眠」されたという知らせが届くようになってきた。「私の番もそろそろ近いのだなあ・・・」と意識させられる。
 
 高齢者になってからは、友人たちからも「来年会えるかどうかわからないよ」というセリフもよく耳にするようになった。
 そういう「人生の節目」に差し掛かっているのだろう。
 
 老化第2段階に至るまでに、まだ少し年月がある。第1段階の「健康寿命期間」をより長くするために心がけていこうと思った。
 心がけることは、「生きることは食べること」(自家製の新鮮な野菜を食べる)
         「生きることは書くこと」(認知症対策として、ブログを続ける)
         「生きることは歩くこと」(知的好奇心をもって楽しく歩く)
 
 健康寿命が72歳以上になることを目標に頑張りたい。
 
 
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