８月１４日の夜から１５日にかけて、関西地方に台風が直撃・上陸した。珍しいコースの台風だった。関西地方直撃・上陸の台風コースは、室戸岬近辺から紀伊半島（和歌山県）へという進路をとることが多い。過去に、大阪を襲った大型台風で印象に残っているのは、「室戸台風」及び「第２室戸台風」・「伊勢湾台風」など。「恐ろしかった台風」でした。（伊勢湾台風は愛知県の被害が大きかったのですが、大阪も被害が出ました。） 近年では、関空大橋に船がぶつかり大きな被害が出た台風（名前は？）のコースも、概ねよく似たコースでした。
今回の台風は、大きな被害は出ませんでした。しかし、小笠原諸島近辺で発生した台風が、大阪市や神戸市を直撃したのですから、変わったコースでした。今年は地球規模で、「異常気象による災害」が各国で発生していますが、今回の台風のコースも「地球規模の異常気象」の影響だったのかもしれませんね。
私の住むマンションは、過去に大きな台風による被害が２度もありました。私は６階に住んでいるのですが、強風の被害を受けやすく、ベランダのパーテーション（隣との仕切り）が破壊されています。ひどい被害の時は、６階のすべての家のパーテーションが破壊されました。台風が去り、ベランダに出てみたら、９軒のパーテーションがすべて破壊されていたので、見通しがよくて（笑）あっけにとられた次第です。関西での被害が大きく、修理業者が忙しく、なかなか修理完了まで月日がかかったものでした。パーテーション代わりのビニールを取り付けて、修理完成の日まで過ごしました。
台風が近づくと、「また、パーテーションが破壊されるかも…」と、（今回も）心配しました。幸い、今回、被害はまったくありませんでした。台風が過ぎ去り、ほっとしました。
今日（８月１６日）、畑が気になったので、朝から被害を確認しに行きました。台風の風が強かったので、予想していたとおり、野菜栽培で使っている支柱が根元から１０本ぐらい折られていました。野菜そのものの被害は少しでした。台風で傾いた野菜は、まっすぐに起こしてやれば、元気になってくれるはず。一方、期待していた「雨」はバケツに８センチぐらいの深さまでたまっていました。畑全体が水不足だったので、野菜たちにとっては「恵みの雨」になったようです。
トマトの実に雨が当たらないように覆っていたビニールは、すべて飛ばされていました。（あれだけの風ですから、仕方がありません。）ミニトマトの実は９５％ほど、雨に当たったために割れていました。残った実はほんの少しでした。甘い甘いミニトマトの収穫もほぼ終わってしまいました。第２弾トマト（まだ青い実の段階）に期待しています。トマトは大好きなので、１０月ごろまで栽培しています。うまく栽培できないことが多いのですが・・・。
折れ曲がった支柱をまっすぐにしたり、切断されて使えなくなった支柱を取り替えたりする作業で、今日の畑作業は終わりました。暑くて、暑くて・・・「休み休みの作業」になりました。水分補給と休憩で、熱中症対策。何とか３時間頑張りました。疲れたので、自転車利用（往復２時間かかる距離）で帰宅しました。
以下、台風一過の畑の様子です。（野菜は元気でした。）
支柱を倒され、折られ・・・（８月１６日の様子です）
支柱をまっすぐにしたところです。
とろナス 大きくなってきました。とろっとした食感のナスです。本日収穫しました。
とろナス・ピーマン どちらも台風の影響はなく、元気でした。
なりくらマクワウリ（第２弾） ネットをかぶせていたので、苗に被害はありませんでした。
落花生の花も被害なく、元気でした。苗の高さ30㎝ぐらいの野菜なので、台風被害はなかったです。
四角豆 支柱が曲げられていたが、まっすぐに。スカイブルーの花がさわやか。
