鬼井江の世界(gooブログ)

中国人と日本人の認識・感覚の違い (移住について) 記述、一応終了しました。

以下、参考資料
 この参考資料から考えたことを後日、書きたい。
 
(2023.12.08 のネット情報のコピーです。メモとして残しました。)

じつはいま中国の富裕層が日本に「気軽に移住」している…その「意外な理由」

いま、日本への移住を望む中国人が急増しているという。いったいどういうことなのか?『中国人が日本を買う理由』を上梓した、ジャーナリストの中島恵さんが最前線をレポートする。

移住を繰り返す中国人

中国の情勢不安などを背景に、中国人の日本への移住が水面下で増加している。しかし、彼らは日本滞在のビザや不動産をいったん取得したら、他国に行ったり、再び中国に戻ったりすることがよくある。国境を軽々と飛び越え、ひとつのところに留まっていないのだ。

そうした中国人の行動を、取材やSNSなどで垣間見るうちに、私の脳裏には中国語の「住」(ジュー、Zhu)という単語が思い浮かんだ。「住」には日本と同じく「住む」という意味があるだけでなく、「泊まる」という意味もあり、入院するときも「住(院)」という。中国人にとっては、長い期間住むことも、ホテルに1泊することも「住」だ。

そのため、日本語がわかる中国人と会話していると、しばしば誤解が生じて、会話が噛み合わなかったり、こちらが聞き返したりしてしまうことがよくある。最近、私が経験したことだけでも、こんなことがあった。

5月に行われたG7広島サミットの開催目前、現地に取材に行くという中国人とたまたま会ったとき、その記者が「広島で住むところがなくて困っているんです」といった。私が思わず「え?広島に引っ越すの?」と聞くと、取材のための宿泊先が予約できていないだけだとわかった。

 
【 「住」には日本と同じく「住む」という意味があるだけでなく、「泊まる」という意味もあり、入院するときも「住(院)」という。中国人にとっては、長い期間住むことも、ホテルに1泊することも「住」だ。 】
 
 と記述されている情報のごとく、日本人とは「住」に対する認識は全く異なる。「短期に泊まるためのマンション」「投資物件としてのマンション」として購入している中国人が多いと推定できる。とにかく中国人のマンション投資へに感覚は、世界的にも異質であるらしい。14億人の中国で、30億人が住むことが出きるマンション群を建設している国だから、驚きですね。現在、未完成物件も多すぎて、お金が続かなくなってしまった。中国で、「マンション暴落」が始まりかけているとの推測も出始めている。
 「シャドウバンキング」まで(日本円で何兆円もの)負債を抱えて、にっちもさっちもいかなくなってきたようです。13億人の普通の中国人には影響は少ないらしく、1億人の金持ちには影響が大きい。1%の富裕層は、中国に希望は持っていないらしく、日本やカナダ、アメリカなどに「住」みたくなっているらしい。日本のマンションなどは、投資対象としても魅力的だと思っている中国人が増えているらしい。「住=泊」の感覚だから、中国人は気楽に日本などにやってくるらしい。もちろん中国人の富裕層は、アメリカやカナダなどにも「住=泊」の物件を持っている人が多いことになる。
 
 中国人の超富裕層は世界中に物件を持っていることになる。中国共産党員の数は現在約9000万人台で、もうすぐ1億人に達しそうである。共産党員に誰でも簡単になれるのではなく、やはり審査があるらしい。審査に合格するためには、点数を上げるための活躍・活動をする必要がある。中国共産党員になるためには、点数を上げなければなれない。その点数を稼ぐ方法として「共産党政権に反抗する人間の密告・監視」があるとのこと。
 13億人の中で、共産党員になりたがる人は、政府に協力するために必死に活動して「点数稼ぎ」をしているらしい。とにかく現状において共産党員以外の人が、豊かな生活をのぞむことはかなり難しい。また、戸籍においても、中国人は、「農村戸籍」55%と「都市戸籍」45%があり、全員が条件のいい「都市戸籍」を希望しても、変更は簡単ではないらしい。生まれたときから、戸籍に「差別」がある中国。
 
 中国は「改革している・・・」なんて言うけれど、本当にやる気はあるのかな?
 
 
ここから続きを書いていきます。(2023年1月8日 追加記述)
 
 私は若いころから旅行が好きで、一人旅や家族旅行をしてきている。1か所にショートステイをしたことはあったが、いつも帰りたくなった。最高に長い日程の旅行をしたと言っても、23日間の旅だった。10日間ほど同じところに泊まったことはありましたが、それ以上は無理でした。やはり、「自宅に帰りたくなった」のでした。
 
 つまり、「私はロングステイ(1か月以上の滞在)はできないタイプの人間だなあ」と自覚したものでした。ロングステイをしても平気な感覚の人もいるでしょうが、日本人の多くは「ロングステイに向いていないかも?」と想像しています。ヨーロッパ人のバカンス期間は長いと聞いている。ヨーロッパ人のバカンスは1か月以上になる場合が結構多いらしい。
 自宅を長い期間離れていても、平気な民族があるらしい。中国の国民の多くも、ヨーロッパ人と同じ感覚なのかもしれない。(データに基づいた考えではないのですが…) 「住」と「泊」とが、ほぼ同列になるという感覚は民族によって違うような気がした次第です。
 
 「泊」が永遠に続いても、別に構わないという感覚。私には、「住」と「泊」とが同列になることはなかった。「泊」は一時的なもので、「泊」が続くと落ち着かなかった。自宅(住)に帰宅すると、心が安定し、ゆっくり過ごすことができた。しかし、日本人でも、自宅があるのに、ホテルや旅館住まいを1か月以上~数年もされておられる方もいる。「泊=住」の感覚の人もいるようです。民族を「ひとくくり」に決めつけることはできないが、「傾向」は推定できるかもしれない。
 
 現在、香港のお金持ちの多くが海外(イギリス・カナダ・アメリア・日本など)へ移住している。香港には民主主義がなくなったことで、滞在をあきらめはじめた人が続出中とのことである。民主化運動の若き女性リーダーの一人だった「周庭(アグネス・チョウ)さん」も、カナダ在住を決めた。中国政府から「犯罪人扱い」されているので、いつ中国に強制送還されるかもしれないが・・・。彼女以外にも、中国から脱出する機会をうかがっている人が多いらしい。住=泊の感覚の人々にとって、海外移住に対して、「抵抗感」はかなり少ないのだろう。
 
 中国人で海外に「泊または住」の拠点を確保・維持している富裕層は多いらしい。中国共産党のトップ層ですら、海外に拠点を持っている人が多いらしい。「いよいよの時」を見計らって、海外へ脱出するためであろう。中国人富裕層のドル預金などもデータを見れば、アメリカに拠点を確保している多さを推測できる。富裕層は、ドル預金などが「凍結」されることを一番恐れていることであろう。中国軍が力で台湾に侵攻した場合、「ドル預金凍結」は起こるかもしれない。習近平が暴走する時、さて、どうなるだろうか・・・??? 習近平に抵抗する勢力があるらしいが・・・。突然、失脚する人が増えている現象は、不穏な動きの裏返しかもしれない・・・。習近平の独裁者ぶりは、内部分裂を早める原因になっているかもしれない・・・。
 
 まとめ切れていませんが・・・一言。
 日本人(私などロングステイに向いていない人)は、自分の国が「一番落ち着く場所」との認識が強い。しかし、そういう認識が「各国みな同じだ」とは言えない。人、それぞれであり、各国それぞれです。日本と中国では、「住と泊」についてでさえ、大きく違うことが認識できました。
 
 今後、中国が経済的に崩落していくとき、多くの中国国民(特に富裕層)はどういう行動をとるかに注目していきたい。
 
 香港の動きは激変中ですが、中国本土の富裕層はどういう動きを起こすのだろうか・・・。経済の動きに関係づけて注視していくつもりです。 
 
 * (まとまりが悪い文章になりましたが、一応、これで終わりです。)
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