・ナイルパーチLates niloticus ないるぱーち
アカメ科、アフリカ原産。もともとナイル川流域に生息していたが、ビクトリア湖に放流、アフリカ最大の湖でケニアとタンザニアとウガンダにまたがり、この湖には、体長2m、体重100kgにもなるというスズキに似た魚でナイルパーチ(白スズキ)、淡水魚が生息している。
1960年代からスポーツフィッシング用として利用していた怪魚だが100kgになる前にほとんど捕獲されてしまうようだ。このため植物プランクトン食の魚種が激減、湖底に植物プランクトンが増殖し、湖底の無酸素化を招くなど湖の水体系に変化が起きている。
脂肪の多い魚で冷凍フィレとして輸入しスズキと似た旨みがあり学校給食、ファミリーレストランでの魚フライ用、燻製、練り製品、冷凍食品の白身魚フライに使われる。スシネタ、刺身に利用する。
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