・南天 なんてん
メギ科、中国原産。常緑低木で、日本では、東日本の一部から関東以南に自生、また庭木として利用している。難転、成天に通じることから、日本では古くから縁起木、厄除けとして、庭に植えたり、 正月などの祝事に使う習慣がある。
初夏に白い花が咲く。晩秋から初冬にかけ6~7mmの実ができ、 赤く熟す。
漢方で鎮咳、健胃、解熱作用があるとし南天の実を利用しれていた。多量に用いると痙攣(けいれん)、神経・呼吸麻痺を起こす。ドメスチンDomesticine(鎮咳作用)、O-メチルドメスチシンO-methyldomesticine(ナンテニンNandinine:気管平滑筋を弛緩する)などのアルカロイドを含む。南天のど飴が常盤薬品より販売している。
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