山査子Hawthorn/May flowerさんざし
バラ科、中国原産。落葉低木 葉は互生し鋸状、倒卵形で開花期は4~6月に白色、紅色の花を咲かせる。
日本には薬用として江戸時代に朝鮮から入ってきたのがはじめとして、近年は主に庭木や鉢植、盆栽に観賞用として栽培している。
10~11月に果実が径8mmほどに赤く熟しジャムや果実酒、ドライフルーツに適す。甘酸っぱさがあり生食もしている。クラテゴール酸Crataegolic acid(有機酸)、ケルセチンを含み、漢方では果実を消化剤として用いる他、葉、根が、血行促進や血栓予防にも利用している。
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