[伊吹虎の尾]食生活について語ろう

・伊吹虎の尾　いぶきとらのお
　　タデ科、本州以南の高山～亜高山帯の日当たりのよい山地の林内で湿ったところに生える草丈80cmになる多年草。和名は、伊吹山(滋賀県)に最初に見いだされれ多く生えること、長い花穂(かすい)を虎の尾に見立てたことにちなむ。

　花 期は7～8月で茎先に長さ５cmから８cmくらいの穂状の花をつける。花の色は白とピンクのものがあり花弁はなく、萼が花弁状になって５つに裂ける。雄しべは８本で、萼よりも長く伸びる。

若葉を食用に出来るが蓚酸が多いので食べ過ぎると結石の原因になる。根茎は太くて短く、ひげ根が多い。薬草とし地下茎は収斂剤・ 含嗽 ( がんそう ) 剤として口内炎のうがい薬、下痢止めに用いている。生薬名をケンジン(拳参)といいタンニン、アントラキノン類を含む。

 

 

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