・晩白柚Citrus grandis/ Citrus maxima ばんぺいゆ
ミカン科、マレー半島原産。常緑小高木で柑橘類の文旦(ザボン「白柚」ともいう)の一種。日本には大正時代(1920年代)に導入し、現在の熊本県八代市の特産としているが他にも暖かい地域で栽培している。
バンペイユの果皮は淡黄色の径20cm、重量3kgにもなる、世界一大きいといい両手に余る大きさ。「晩」は晩生、「白」は果肉の色、「柚」は中国語で丸い柑橘ザボンを意味する。一説にはポメロとしていることもある。
甘さ控えめで、程よい酸味があり、特徴は果汁が少なくしゃりしゃりした食感がよい。晩白柚の収穫が12月から翌年の2月に収穫最盛期を迎え旬とする。保存性が高く、皮が柔らかく なり、食べごろになるまで1ヶ月間ほど置いておける。
生食のほかに皮を砂糖漬けにし利用する。香りがよく冬至の頃に湯船に浮かべ晩白柑風呂にも使われる。
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