・🍆天狗茄子 てんぐなす
おそらくナス科の非耐寒性1年草、天狗の鼻状の突起ができる面白い天狗茄子で、その奇形率は5%程度といわれる。
おそらくナス科の非耐寒性1年草、天狗の鼻状の突起ができる面白い天狗茄子で、その奇形率は5%程度といわれる。
名前の由来ともしているが、さらに、主産地の天狗伝説にちなむとも言う。愛知県の北東部に位置する設楽町津具地区を中心に戦前から栽培している。2007年に伝統野菜としての認証果実あいちの伝統野菜に選定。
7月中旬~10月中旬にかけ出荷し旬の時期とする。主に名古屋市内の市場、地元の道の駅などで販売している。
形状は長卵系で、紫から淡紫色、最大の特徴は果実の大きさで、1本で長さが25~30cm、400g~1kg、普通のナスの4~5本分もある。果肉がやわらかく、水分を多く含んで、加熱すると、とろける食感という。この食感を活かした焼きなすが一押しとか、他に炒め物、漬物など様々な調理法がある。
名古屋女子大学の実験より天狗ナスは果皮色の淡(あわ)さ、ナスニン量が少なく一般の長ナスに比べ、旨み系アミノ酸のアスパラギン酸やグルタミン酸量が多く、苦味系アミノ酸(イソロイシン・フェニルアラニン)が顕著に少なかったという以前の実験結果より、ナス果皮のナスニン量は、光線環境、温度、成熟日数との関与が大きいことを推察。加熱処理に伴って生成するというグアニル酸との相乗効果が天狗ナスのおいしさに寄与する可能性を示唆している。
美味しさは焼きナス、栄養的価値からは、山形の伝統料理新鮮な香味野菜の粗みじん切り「だし」が優れるといったところか。
天狗茄子の顛末 ⇐一生懸命な美味しい、お料理の画像が見られます。
(てんまつ)とは「顛 (いただき) 」から「末 (すえ) 」までの意として、「野菜大好き☆」カテゴリの最新記事より天狗茄子の顛末 です。
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