・ズッキーニZucchini/Summer squash ずっきーに
ウリ科、メキシコ原産で欧州で品種改良しペポカボチャ(金糸瓜、テーブルクイーンなど)の一種で緑果種と黄果種がある。別名つるなしカボチャともいう。16世紀頃イタリア人によって品種改良しヨーロッパよりアメリカに渡っている。日本には、1970年代後半にアメリカより輸入、最近では、九州地域でのハウス栽培により一年中出荷する。
生育がよく育てやすいといわれ1年生でカボチャの花に似た黄色で6~8月に開花後、2~5日で長さ20cm、直径3cmになった青いうちの未熟果、太めのキュウリに似た円筒状ものを収穫し用いる。
花がついたまま収穫するものもあり花ズッキーニ(花8cm、実8cm)という。淡白で少しの苦味とほのかな甘味、加熱でナスのような食感が感じられ油との相性がよく南欧風、イタリア料理に主に使われ薄く輪切りし、揚げて魚の付け合わせ、天ぷら、炒め物、煮物、クリーム煮、スープ、茹でてサラダにする。
よく利用している料理でラタトイュは、トマト、なす、ズッキーニ、セロリ、玉葱などの野菜をオリーブ油、ハーブ、調味料で炒め煮したもの。ズッキーニ、きゅうり14kcal/100g中と同程度の低カロリー食品でありビタミンAがズッキーニ53μg、キュウリ55μg、そうめん南瓜8μg、西洋南瓜660μg、日本南瓜120μg/100g中に含む。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。