・オクラOkra おくら
アオイ科、アフリカ原産、ヨーロッパ、アメリカでも栽培し、日本では明治の初期には導入していたが栽培が盛んになったのは第二次大戦後で、しばらくして普及した。四国、九州で主に栽培しているがハウス栽培、輸入物もありほぼ年中出まわる。
耐暑性だが寒さには弱い。草丈は1.5mほどで成育が早く1日だけの淡い黄色の花をつけその後若い柔らかい7~8cmの莢(さや)になったものを利用し7~9月を旬としている。
鮮やかな緑色、切り口がが五角形で、粘りのある特色を持ち、主に刻んで生食軽く湯通しして醤油合えに使われるが糠みそ漬け、汁の実、揚げ物、シチュー、炒め物などもよい。
緑色のほか赤色のもある。赤色はアントシアニン色素で赤色オクラは茹でると脱色しやすいので揚げるとよい。未熟のさやにペクチン、アラバンAraban、ガラクタンGalactanの粘質物(ムチン:便秘予防)、食物繊維、ビタミンンA:110μg.、C:11mg/100g中を含む。
一度に食べられる量は、せいぜい10~20g程度であるが疲労回復、血中コレステロール低下作用、ダイエット、整腸作用があり利用できる。完熟の種子は以前炒って珈琲の代用にもして利尿作用がある。
「オクラ/赤オクラ」 アオイ科 ⇐お花と赤いオクラの栽培の様子が見られます。
ダビデの星っていうオクラ⇐ジャンボなオクラとその、お料理が見られます。
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(初版2020.7.29)
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