・甘茶蔓Jiaogulan あまちゃづる
ウリ科、日本、中国、インドシナ半島を原産としている。山地の樹木の下や藪地に自生する雌雄異株のツル性多年草で茎は地上をはうか、巻きひげを絡ませて、他の植物などに絡み付く。
葉は5小葉の複葉、秋に黄緑色の小花が咲く。果実は球形で黒緑色に熟す。薬用人参によく似たサポニンを含み甘みは甘茶に比較するとアマチャヅルの甘みは弱い。
アマチャヅルは1977年ごろから、朝鮮人参と一部同じ成分を含むとし南方の人参とも呼ばれブームとなる。8月~9月の晴れた日に茎葉の全草を乾燥させて少し苦味のある緑茶の健康茶としている。
別名で甘葛(あまかづら・あまづら)ともいわれる。生薬名を絞股藍(コウコラン)、七葉胆( しちようたん)という。痛みを鎮め血液浄化作用があり疲労回復、老化防止、肩こり、冷え症によいと用いている。
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