・胎生魚Viviparous fish たいせいぎょ
卵で産むのではなく、体内でふ化させて子魚を産む魚で、硬骨魚類では、メバル(全長5mm)、カサゴ(6~7mm)、ウミタナゴ(全長5cm)がある。魚類では子宮の中で卵を孵化させている、いわゆる卵胎生も胎生に含める。
メバルやカサゴは親魚の中にいるときは卵内の栄養だけで育つが、ウミタナゴは、親魚の体から栄養をもらいながら育つ。
軟骨魚類のサメ・エイ類の多くは卵胎生だが、卵生、胎生もある。ネコザメやナヌカザメの卵生は卵を産むが受精卵で硬い殻に包まれ放出され、メジロザメ類は胎生で最も進化し、へその緒から栄養を受け渡す。鮫は、鱶(ふか)ともいわれ、魚を養うという字が当てられている。
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