「熱可塑性樹脂］食生活について語ろう

・熱可塑性樹脂Thermoplastic resin　ねつかそせいじゅし
　　加熱すると自由に形を変えられるが、冷却するとそのままの形を保ち、硬化するもの。いったん硬化した後は熱を加えても再び柔らかくならない。耐熱温度と結晶化度の違いにより分類している。
ポリエチレン(PE)：ポリラップ（柔らかいラップ）、ポリ塩化ビニル(PVC)：卵のケース、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)：サランラップ（硬めのラップ）、ポリエチレンテレフタレート(PET)：ペットボトル、ポリスチレン（PS）:卵の容器、ポリプロピレン（PP）:耐熱成型容器等があり、耐熱温度はそれぞれに70～130℃前後。用途によって使い分けしている。
 食品衛生法では材質規格でカドミウムおよび鉛は100ppm以下、溶出規格では重金属は1ppm(1mg/1kg)以下とする。

 

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