・朝顔Morning glory あさがお
ヒルガオ科、主に熱帯、亜熱帯地域に分布して温帯地域では少数の種類がみられるにすぎない。 播種(はしゅ)は4月下旬で最初の開花は7月下旬に見られる。多くは草本で茎はつる性、匍匐(ほふく:横に広がる)性で、花は大きく漏斗状、鐘状で鮮明な色をして美しい。
奈良時代に中国から種子を薬とするために持ち込まれ、その後、園芸植物として親しまれている。
同じヒルガオ科の仲間にはヒルガオやヨルガオ(ユウガオ:夕顔はウリ科)、サツマイモなどがある。チョウセンアサガオは、ナス科に属す。
漢方で牽牛子(けんごし)として種の芽になる部分には利尿、下剤の作用がありファルビチンPharbitin (配糖体)が含まれ強い下痢や嘔吐を伴いやすく安易な素人判断による服用は避けた方がよい。ファルビチンは水には溶けにくく煎液ではあまり効果的でなく、粉末にして用いられる。
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